ドイツの将軍たちは既製のテレビ電話技術を使ってウクライナ戦争の秘密について話し合っていた
2024年3月5日(火)午前3時00分
ドイツは、ウクライナにミサイルを送り、ケルチ海峡の橋を破壊する可能性について議論しているドイツ軍トップ将官の音声流出を受けて、ダメージを受け続けている。
インゴ・ゲルハーツ空軍中将を含む将官たちは、国家安全保障に関わる非常に機密性の高い問題について話し合うために、市販の、暗号化さていないテレビ電話技術を使用していた。ある将軍はホテルの部屋からアクセスしていた。クレムリンにとって秘密の多者間通話を傍受するのは簡単だった。
イギリスのテレグラフ紙が報じた新たな詳細によれば、「ドイツ空軍のトップは、空軍将校とホテルの部屋からダイヤルした将軍に、イギリスとフランスの当局者がウクライナの兵士にストームシャドウを提供していたことを話した。」
同誌はさらに、ドイツ政府にとって冷戦後最悪のセキュリティ漏洩であると非難した。
ゲルハーツ将軍はまた、英軍がウクライナに「駐留」していることを会話の中で確認した。先週金曜日にロシアのRTでマルガリータ・シモニャン編集長によって入手されたこの流出音声が本物であることを認める一方で、ベルリンはこれがドイツを不安定化させようとするクレムリンの陰謀の一部であると主張している。
テレグラフ紙は、ドイツ軍の新しい声明を次のように伝えている:
ボリス・ピストリウス独国防相は日曜日に、ウラジーミル・プーチンは録音を利用してドイツを不安定化させようとし、情報戦争で分裂をまき散らしていると述べた。
通話では、ドイツ空軍中将のインゴ・ゲルハルツが、ストームシャドウよりも射程が長く精度の高いドイツのタウルス・ミサイルの納入について話している。
「もし私たちが配達方法について質問されたら。英国がどうやるかは知っている。彼らは完全にリーチバック(軍事用語で、通常のプロトコルを飛び越えて軍事情報と緊密に連携していること]でやっている。彼らは現地に何人もいる。」
フランク・グレーフェ准将は、ウクライナ軍はドイツ国内で訓練を受けており、英国がその訓練を「引き継ぐことが正しい行動である」と述べたようだ。
皮肉なことに、グレーフェは議論の中で、「もしメディアが知ったら、どんな騒動になるか想像してみてほしい」と述べる場面もあった。流出した音声ファイルが世界的に広まり、注目を集める中、英国のメディアと英国政府関係者は騒然としている。
クレムリンは、この情報漏洩が発覚して以来、ドイツ政府に回答を求めており、NATOがウクライナを軍事化し、現地に駐留していると非難するロシア高官の事前の発言を証明すると述べている。英国や他のNATO当局者も、この重大な情報漏洩がどのようにして起こったのか、回答を求めてドイツ政府のオフィスに電話をかけているに違いない。おそらく彼らは、同様の別個の会話のリークが他にもあるかどうかを知りたがっている。
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