2024年5月29日水曜日

EU高官、ガザ虐殺の共犯者としてICCで訴えられる

https://thecradle.co/articles/top-eu-official-accused-at-icc-of-complicity-in-gaza-genocide

ウルスラ・フォン・デア・ライエンEU委員会委員長は、イスラエルを無条件に支持しているとして、この数カ月間繰り返し批判されてきた。

2024年5月27日

ジュネーブ国際平和研究所(GIPRI)は、国際刑事裁判所(ICC)に対し、ガザ地区におけるイスラエルの戦争犯罪に加担したとして、ウルスラ・フォン・デア・ライエンEU委員会委員長を捜査するよう要請書を提出した。

GIPRIが5月22日に提出した報告書は、イスラエル軍がガザ地区を含むパレスチナ占領地(OPT)のパレスチナ市民に対して行った、ICCの管轄権に属する犯罪に相当する数多くの国際人道法違反に、欧州委員会の現委員長cが加担していると信じるに足る合理的な根拠があることを、事実と証拠に基づいて詳述している。

さまざまな人権団体や著名な学者、国際刑事法の専門家によって支持されているこのコミュニケーションは、ウルスラ・フォン・デア・ライエンに関する情報に基づいて調査を開始するよう、【ICC】検察官に要請するものである。 

GIPRIは、フォン・デル・ライエン氏がイスラエルへの軍事的、経済的、外交的、政治的支援を含め、ICCローマ規程第6条、第7条、第8条の違反に加担していると指摘する。 

さらに、彼女は関連する犯罪の実行を幇助することで参加していることを知っており、自衛隊への軍事支援という形での手段提供の確保に貢献したと付け加えている。

フォン・デル・ライエン氏がイスラエルとその軍隊に対して、無条件の政治的支援、激励、道徳的支援を行っていることも指摘されている。フォン・デル・ライエンは、ジェノサイドに関して2024年1月26日に出されたICJの仮処分命令で決定されたように、その犯罪を知っていた、あるいは少なくともそのような犯罪の可能性を知っていたという単純な事実から逃れることはできない。 

EU委員会の委員長は、イスラエルに対する無条件の支持を示し続けているとして、数カ月にわたって繰り返し批判されてきた。 

ICCがイスラエルのネタニヤフ首相とヨアヴ・ギャラント国防相に対する逮捕状を求めたことで、アメリカの制裁の脅威に直面している。 

「米国はICCを罰し、カリム・カーン(ICC検察官)を元の場所に戻すべきだ。」とマイク・ジョンソン下院議員は5月23日に語った。

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