Strategic Culture:2025年6月16日 要約
https://strategic-culture.su/news/2025/06/15/millennia-old-civilizations-vs-modern-entities-metapolitical-analysis-of-middle-east-conflict-and-beyond/
古代文明 vs. 現代国家 - 中東紛争の文明的対立
文明の対立構造
- 古代文明は戦争の経験を積み重ねてきたが、現代のテロ組織や人工国家はそれを持たない。
- イスラエルは伝統的な国家ではなく、軍事的保護領として機能。
- イランは数千年の歴史を持つペルシャ文明の継承者?戦略的深みがある。
イスラエルの戦略と限界
- IDFは元々テロ組織の統合体?パレスチナへの暴力的占領が基盤。
- 過去の戦争では非国家勢力や弱いアラブ国家を相手にしてきた。
- しかし、イランとの対立は初めての「本格的な国家間戦争」。
イランの戦略的優位性
- ペルシャは長期戦の経験を持つ文明?短期的な戦術ではなく持続的な戦略を重視。
- イスラエルの初期攻撃に対し、イランは慎重に反撃を準備。
- 歴史的な耐久力があり、戦略的決定は文明的記憶に基づく。
世界的な文明対立
- ウクライナ vs. ロシア?ソ連崩壊後の国家 vs. 歴史的帝国。
- 台湾 vs. 中国?1949年以降の人工国家 vs. 5000年の文明。
- 現代の紛争は単なる地政学ではなく、文明の存続をかけた戦い。
この視点、かなり深いな…現代の戦争を「文明の持続性 vs. 人工国家の脆弱性」として見ると、戦略の本質が見えてくる。
https://strategic-culture.su/news/2025/06/14/ten-times-more-bullshit/
牛糞10倍:英国戦略防衛レビュー - 資金不足と軍縮の矛盾
防衛予算の実態
- 「冷戦後最大の防衛費増額」との政府主張は誤り。
- 実際の増額は既存予算の再配分?ウクライナ支援や紅海作戦費を国防省予算に移動。
- 新規資金は2027年までにGDPの0.2%増加予定?海外援助費削減で補填。
- NATOの推奨5%には遠く及ばず、次期議会(2029年以降)で増額を検討。
軍事力の実態
- 「10倍の殺傷力を持つ軍隊」構想は根拠不明。
- 「偵察・打撃モデル」導入で戦闘力向上を目指すが、詳細不明。
- 兵力は増加せず、むしろ減少?2025年時点で73,000人(前年より2,166人減)。
- 「資金が確保されれば増員を検討」と曖昧な表現。
組織改革の曖昧さ
- 「統合軍」構想を掲げるが、具体的な定義なし。
- 「固定された部隊設計はなく、脅威に応じて進化」との説明?実態不明。
- 国防省は毎年「変更点を報告」する義務を負うが、実効性は疑問。
防衛産業との関係
- 既存の調達計画は予算超過と遅延が常態化。
- 新型ドレッドノート潜水艦の設計を開始?現行艦が未就役の段階で。
- 「軍事力は兵器数だけでは測れない」との主張?しかし兵力不足は深刻。
外交の欠如
- 「地域的な解決策が必要」と認識しながら、外交戦略はほぼ無視。
- 戦争を防ぐための外交的アプローチが欠落。
結局、資金不足・兵力減少・曖昧な戦略の三拍子揃ったレビューやな…これで英国の防衛力が強化されるとは到底思えへん。
https://strategic-culture.su/news/2025/06/13/the-whole-planet-is-being-kept-hostage-by-a-death-cult/
イランへの攻撃は単なる戦争やなく、BRICSへの先制攻撃として位置づけられとる。
- トランプ政権はイスラエルの攻撃を事前に承認し、イランの軍事・外交指導層を標的にした。
- イランは「戦争を始めたのは我々ではないが、終わらせ方は決める」と宣言。
- イスラエルの戦略は「斬首作戦」?指導層の排除と軍事インフラの破壊。
- イランの報復オプション?大規模攻撃、核兵器開発、ホルムズ海峡封鎖。
- BRICSの対応?ロシア・中国がイランの崩壊を許容するかが焦点。
https://strategic-culture.su/news/2025/06/15/the-lion-and-the-promise/
イスラエルの攻撃は単なる軍事作戦やなく、宗教的・文明的な対立の一環として位置づけられとる。
- 6月13日、イスラエルがイランを夜間攻撃?民間施設や軍事拠点を標的に。
- イランの軍幹部・科学者が多数死亡?革命防衛隊(IRGC)の指導層が壊滅的打撃。
- イスラエルはイラク・シリア・ヨルダンの空域を利用し、事前にイランの防空網を破壊。
- イランは約200機のドローンで反撃?米・英・仏が迎撃に協力。
- イスラエルの作戦名「ライオンの勇気」?宗教的象徴としての「ユダの獅子」とペルシャの伝統を意識。
- イスラエルの目的は単なる軍事的勝利ではなく、イランの体制崩壊。
- 西側諸国はこの戦争を利用し、国内の危機から目を逸らそうとしている。
- イスラエルの攻撃はイランの軍事・科学指導層を標的?革命防衛隊(IRGC)の幹部が多数死亡。
- イランは報復を宣言 - 「地獄の門が開かれる」と最高指導者ハメネイが警告。
- 国際社会の反応 - ロシア・中国・北朝鮮・パキスタン・サウジがイラン支持。
- 米国の関与 - トランプ元大統領が攻撃を事前に承認していたと報道。
- イランの選択肢 - ホルムズ海峡封鎖、核兵器開発、全面戦争。
https://strategic-culture.su/news/2025/06/13/americas-road-to-serfdom/
アメリカは経済的な隷属への道を進んでいると論じられとる。
- ハイエクの『隷属への道』は経済書ではなく、極右的な政治論。
- 政府の経済介入を否定する思想が、サッチャーやレーガンの政策に影響。
- アメリカの経済は「速さ」を優先し、長期的な安定を犠牲に?家具、食品、ファッション、農業。
- 企業の独占と規制緩和が進み、労働者や消費者が搾取される構造。
- フロリダでは土地を持たない者の生活が厳しく制限される新法が導入。
- アメリカは「塩水ワニのような億万長者」によって支配されている。


0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム