2026年7月28日火曜日

ティム・カービー:なんでこの戦争はスピードが上がらんのか

https://strategic-culture.su/news/2026/07/25/why-the-war-wont-go-any-faster/

2026年7月25日

最近、大統領報道官のペスコフが、ウクライナでの紛争を「特別軍事作戦」じゃなくて「戦争」って呼び始めたんや。エスカレーションはみんな大好物の話題やし、キエフの空でもバチバチに激化しとるから、これにはみんな大騒ぎやねん。最近のロシア軍は攻撃の幅も威力も上げてて、オデッサの港や船を狙ったり、キエフの住宅街に近いから今まで「安全」やったドローン工場を叩いたり、ウクライナ軍が敵地で燃料入れてたガソリンスタンドを何百個も吹っ飛ばしたりしとるんや。要するに、ロシアはこれまでの長年の戦争で「禁じ手」やと思われてた目標を狙い始めたんやで。2026年の夏には「大物」が来るとアナリストらは言うてたし、メディアウケする赤い矢印の攻勢なんてものじゃなくて、これがまさにソレかもしれんのや。政治家がその言葉を使わなくなったとしても、当分の間はこの紛争は特別軍事作戦のままやねん。ここでのエスカレーションは縦じゃなくて横の広がりやけど、なんでそうなるのかをバラしていくで。

総力戦にならない理由としてみんなが一番覚えとかなあかんのは、プーチン大統領が無類の法律オタクで、法律をめっちゃ重んじとるってことや。ペスコフの言葉と、正式に決まったロシアの法律とは全く別モンなんや。下院(ドゥーマ)は伝統的な意味での宣戦布告の投票なんてしてへんねん。過去のテロ攻撃のせいでロシア側も真剣に考えたやろうし、宣戦布告の書類がいざとなったらすぐサインできるように用意されとるかもしれんけどな。まあ総力戦の準備が進んでようが進んでまいが、プーチン大統領は適当な口頭のノリじゃなくて、ちゃんとした法的枠組みが通らん限りは大規模な拡大なんて絶対にせえへんのや。新しい法律がなければ、本格的な大群での総攻撃なんて絶対に起きへんのやで。何十年も権力の座にいるウラジーミル・ウラジーロヴィチが、突然「俺が言ったから今すぐ総力戦や!」なんて言い出すわけないやん。そんなやり方する人ちゃうねん。せやけど、もし下院でそれをやる法案が可決されたら話はガラッと変わるけど、今のところは法律の枠組みはそのままやねん。

ロシア国内のタカ派や一般市民、軍の幹部、あるいはその全部から「プーチンはプレッシャーかけられとる」っていう準神話みたいなもんがいつの時代もあるんや。でも本当のところは、どんな強力な国のリーダーでも、治世の間は昼も夜もいろんな派閥からプレッシャーかけられっぱなしなんやで。プーチンがプレッシャー受けとらん時期なんていつあんねん?ロシアでも世論は大事やしチェックされとるけど、ロシアっていうのは神の言葉を教会の数少ない専門家が解釈して、他の人たちはそれに従うっていう正教会の文明やねん。みんなが自分で聖書を読んで、そこに自分なりの真理を見つけて「自分はすべてを知る専門家や!」って叫ぶようなプロテスタントの国とは違うねん。戦争の理屈がよー分からんロシア市民も、「分からないことがあってもええか」って皇帝の決定を信じとるんや。国民は忠実で我慢強くて、権力に対してはさっき言ったような正教会のスタンスを持っとるんやで。それでも「ロシア人がいまだにクレムリンの『及び腰』に対して立ち上がってないのが信じられない」って言う奴おったら、自分にこう聞いてみたらええねん。メキシコとアメリカの戦争で、ガソリンがちょっと高くなってTikTokが見られへんようになったからって、お前は降伏させるために首都に突撃するか?ってな。

戦争の始まった頃を思い出してみたら、西側のリーダーたちはウクライナ側がモスクワまで進軍するなんて思ってもみんかったんや。戦いにかこつけた制裁で「ルーブルをただのガラクタ(瓦礫)に変えてやる」とか、ロシア経済を「ボロボロにしてやる」って本気で信じとったんや。西側の政治家はいまだに冷戦時代のままで、ソ連は軍事的に負けたんじゃなくてイデオロギーと経済で負けたんや。だから2022年の時点では、ゼレンスキーの緑色のシャツが率いる攻勢というよりは、通貨や原油価格、制裁でロシアをやっつけるつもりやったんやで。ウラジーミル・ウラジーロヴィチはそのへんをよー分かっとるし、西側のイデオロギーなんて今の西側の人たちにとってもキモいもんになっとるから、本当の「戦場」は経済なんや。ロシアは20回も制裁パッケージを食らいながら生き残っただけやなくて、ピョンと飛び跳ねてグローバリストのプランテーションから抜け出してガンガン成長しとるんや。せやけど、この離脱にはもうちょっと根付く時間が必要かもしれん。もしかしたらクレムリンの視点からしたら、世界の経済が変わりつつある今の状況は都合ええから、なんで急ぐ必要があるねん?物事が順調にいっとるんやったら、なんで時間をかけたらあかんねん?兵士を危険な目に合わさんと、経済発展でガチの戦いをやったらええやん。スローな戦争という国家主導の資本主義の面でロシアが勝っとるんやったら、そのポジションを変える根本的な理由なんてどこにもあらへんのや。

兵士を守るって話で言えば、軍事戦略を考えてアパート団地を建てたソ連のエンジニアたちは天才やったと言えるで。どこの建物も凄まじい攻撃を受けても大体残るし、地下室は全部バンカーに変わるんやけど、こういう建物はロシア本土の外にあるから、その防御デザインは特別軍事作戦が始まって以来ずっとクレムリンに対して不利に使われとるんや。都市や村をパパッと安全に制圧する方法なんて未だにないし、ましてや丸ごと爆撃して消し炭にするわけにはいかんのや。この戦争はドンバスを破壊するためやなくて、救うために戦われとるんやからな。戦争についてのペスコフの言葉も、この現実を変えることはできへんねん。こういう事情があるから、評論家たちが望むほどロシア軍は早く動かれへんし、地元民を助けたいクレムリンの占領地でこれが本当の意味での総力戦になることもあらへんのや。この車にはセカンドギアなんてないから、ただノロノロと進むしかないんやで。

目標の面でロシアが最近横のエスカレーション(拡大)をした一方で、縦のエスカレーションをずっと恐れとる理由の一つは、クレムリンが核戦争のヤバい瀬戸際に自分たちがどれだけおるかをよー分かっとるからや。おまけに、エプスタインに関わっとるエリートたちがどれほど純粋に悪で、イカれてて、ナルシストなのかも知っとるんや。エプスタインの近くにいたロシアのスパイについてのニュースが全部ウソだとしても、相手が誰なのかは分かっとるわけや。西側に対してロシア人が抱くナイーブさは時々びっくりするくらいやし、この紛争が始まった理由の一つもそこにあるんやけど、ここに来て仮面が全部床に落ちて、ロシアの指導部はEUを牛耳っとる悪魔の目をまともに見とる状態やねん。ブリュッセルにいるこの闇の金融の下僕どもがチェスで負けそうになったら、キレてゲーム盤をひっくり返して、人類を核の炎で焼き尽くす可能性だって十分あるんや。これが、別の名前で呼んでもバラは同じように甘い香りがする理由やし、ペスコフの最近の発言を聞いてシェルターを掘り始める必要がない理由の一つやねん。クレムリンの行動から読み取れる重要な戦略目標の一つは、どんな形の核戦争も絶対起こさせへんっていうことであって、紛争のエスカレーションに関して言えば、ロシアはこれまでもこれからも圧倒的に「部屋の中で一番正気な奴」なんや。クレムリンは核戦争を避けるために長期戦をやる気満々やねん。ヨーロッパは静かに消え去るべきやで。

逮捕、クビ、リバキエフでのデモとか、2026年の夏はゼレンスキー政権にとって散々なもんやった。彼の強制徴募隊、弾圧、そしてこの戦争での大規模な軍事的失敗やPRのゴリ押しが、だいたい臨界点に近づきつつあるんや。東欧のでかい国をハチャメチャにしようと西側諸国が夢見てたとしたら、ウクライナにおいては大成功やったな。ゼレンスキーはこの沈みゆく船をあとどれくらい持たせる気なんやろな?そんなん誰も分からんけど、壊れた帆が見えて、デッキで火事が起きて、敵のガレオン船から必死で水かきしとる男たちを見たら、今すぐ乗り込んで白兵戦を仕掛ける必要なんてないやん。今はただその場で構えて撃ち続けるタイミングやねん。キエフのラクダの背骨を折る最後の一本がいつになるかなんて分からんけど、荷物はもうパンパンに積まれとるのは確実やねん。

2026年夏の大きなエスカレーションは実際に起きたわけやけど、それはロシアの照準に禁じ手の目標がたくさん追加されるっていう「横方向」の拡大やったんや。言葉の使い方が変わったとはいえ、ロシアが無理やり大規模な突撃をする理由はどこにもあらへん。母なるロシアが顔面を1発殴られたら、1発の弾丸を撃ち返すだけや。宣戦布告が法律として通らん限り、戦争であれ特別軍事作戦であれ、その本質がガラリと変わることはあらへんねん。今のところそんな必要性もないしな。この戦争はこれからもメディアウケの悪いまま続いていくんやで。

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