2016年12月12日月曜日

世界経済のなかの日本のポジション

前回のブログでマックス・カイザーがこういったことを引用しました:

「日本からタダ同然のコストで資金を調達している。」

この指摘はじつに的を得ていると思います。我々おおくの日本人は認識していないけれど、日本はローコスト資金調達ができる国。比較的安全かつコストがタダ同然の資本を調達する(だけの)場所、ということです。
 世界に先駆けてはじめたほぼゼロ金利を20年近く続けています。経済規模は大きいけれど、失われた20年のあいだ成長はほとんどない、しかし崩壊するわけでもない。超低空飛行で均衡している安心感から、コモディティー価格の変動が予測された場合、資金が円市場に流れ込みます。その資金は日本で調達したもの。
つまり、こういうことなのかな。



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