カイザーリポート 第1023回
https://www.youtube.com/watch?v=d6DgPO9-wig
馬(政治家)がアヒル(中央銀行)をいじめる動画からはじまります。場所はビットコイン世界会議が開催されているマイアミです。
マックス「環球的不平等はファイナンシャリゼーションが原因で、それは1970年代、ドルが金本位制をやめたときに始まる。結果的に今日トップ8人が地球上の50%の富を所有するということになった。」
ステイシーがクリス・マホンの記事を出します。
ステイシー「これまでオバマが連銀を擁護してきたけれどその盾がなくなった。カイザーレポートも過去7年間、連銀を批判してきたよね。」
マックス「ビットコインの創始者・中本哲史は腐った中銀と戦うするためビットコインを立ち上げた。いまや各国で中銀が内破して通貨が炎上している。そんななかでトランプ政権が2期を狙うとしたら、ビットコインによる所得の平準化ということになるわけだ。」
ステイシーはふたたびクリス・マホンを引用します。
トランプは連銀のゼロ金利政策で巨大で醜く太ったバブルを演出してきたと批判し、イギリスでは英国中銀が、ドイツでは欧州中銀が欧州のポピュリズムを煽ったと批判されている。
マックス「ポピュリズムは中銀の詐欺的なゼロ金利政策と、オバマ税制=銀行救済による富の偏在、ファイナンス的テロリズムに対する当然の反応だった。」
ステイシー「イアン・ブレナーというブロガーによると自由貿易が原因と言ってるけど。」
ここで浜辺を歩いてるおっさんを見つけて声をかけますが、「知るかボケ。」と言われてしまいます。
ステイシーはここでダボスについての記事を引用します。「(ポピュリズムは)問題そのものなのか、それとも問題の表層なのか?」「今回のセッションは心理学者が登場して国家主義的ポピュリズムの時代における適切な感情涵養について云々。」
ステイシー「(ダボスにあつまった)爬虫類どもが、グローバリズムが生んだ、トランプに投票したような貧乏人どもに対して同情してるふりをする手法について語ったわけだ。」
マックス「英国中銀はじめ各国中銀はサイコパスを雇っていて、そのために試験をやっている。なぜかというとサイコパスは感情移入しないから、泥棒とかどんなひどいことでもできる。1930年代とか40年代の銀行でも冷血な警備員を雇っていた。」
ステイシー「やっぱり中銀を苛めないと。今度は水責めだっ。」
マックス「中銀は魔女ってか。」
+++++
後半はブロック・ピアスがゲストです。
マックス「さてここ一番ホットなのは?」
ブロック「そりゃビットコインに決まってるさ。これまで低調だったのが今年にはいって大ブレーク。幸先のいい新年だ。大ブレークっていうことは商業ベースに乗るっていうことで、投資がバンバン入ってくるぜ。」
マックス「特にハイテク関連は幾何級数的に伸びそうだね。」
ブロック「それが2017年だ。2013年はとりあえずオープンだったけど今年はホンマモンやね。インターネットみたいなもんだよ。役に立つのはわかってたけど、それをベースにインフラがつくられるまで時間がかかったよね。」
マックス「そのころアムステルダムでマイク・カーンが一所懸命いろいろ話してたよな。結局みんなが見ていないところっていうのは何なんだ?」
ブロック「俺は人に(ビットコインのことを)話すとき、1994年の人々がインターネットについてどう思っていたか?ビデオを使うんだ。インターネットは犯罪者が逃亡するのを助けるツールだ、ネットに未来はない、なんてね。メディアっていうのは善か悪かっていう区別しかないから。俺はビットコインを押しまくるね。」
マックス「ベネズエラでもインドでも通貨はエラいことになってる。中本哲史だったら予知できたんだろうけれど。通貨が抱えてる問題は大きすぎる。」
ブロック「ブレキジットもそうだよ。いまやビットコインの時代なんだ。地球上で30億人が金融機関と関係なく暮らしていて、20億人が限定的なアクセスしかしていない。起業家ならこのチャンスを見逃さないな。」
マックス「いまどれくらいの企業に投資してるの?」
ブロック「社債が17社、それ以外もあわせて44社。」
マックス「最新の会社は?」
ブロック「アブラ。ひとことでいうとペイパル殺しだな。ペイパルは27カ国に展開してるけど、銀行なみの規制を受けている。アブラはアプリをダウンロードするだけなんだ。使うのがビットコインなので規制を受けない、ということはどこでも展開できる。消費者は通貨の使い方は知ってるけどビットコインは通貨じゃない、まったく新しいものなので消費者に新しい使い方を提案しても受け入れてもらえる。例えばヘッジファンドが巨額をフィリピンに移すとか。」
ブロック「少なくとも短期的にキラーアプリになるだろうね。ビットコインのことを知らない人もまだまだ多いけれど、とりあえず100万人くらいが受け入れるのだろうけれど、これから時間をかけて一般大衆にひろまっていくにちがいない。」
ブロック「完璧なゲートウェイトいうかブリッジと言える。通貨とビットコインの間のね。通貨はなくならないだろうけれど。」
マックス「トランプ政権による影響はどうなんだろう?」
ブロック「政権は規制緩和って言ってるからとりあえず追い風だな。投資家は見通しがいいのを好むから、規制緩和っていう見通しは明るい。規制はインターネット以前の時代にできたのがほとんどだから、規制っていう面で見通しがすっきりしているのはいいことだ。」
マックス「トランプ大統領はツイッターでビッグな製薬業界を怒らせたよな。大統領はビッグなやつらを怒らせても気にしないんだ。銀行業界のビッグなやつらはどうなんだろう?ビットコインは手数料のスキミングができないし、レントシーキングができなるなる。政権はビットコイン歓迎派なんだけど、銀行業界についてはどうなんだろう?」
ブロック「製薬業界が連邦食品医薬品局(FDA)と喧嘩してるようなもんだな。規制緩和派ならいいんじゃね?シリコンバレーとワシントンの架け橋になってほしい。」
マックス「スナップチャットはベニスを征服してからサンタモニカに移った。君はどこに移っていくんだろう?」
ブロック「家内はパンツが好きなんだけど、今朝LAタイムズにスナップチャットのことで発言を書かれていた。これからショッピングモールはゴーストタウンになるだろう、ってね。ベニス、マイアミ、サンタモニカ、かな。テク屋がシアトルにあつまったように、そこで起業がぽこぽこできたように、そしてそこで才能ある人材を雇いまくったように、そういうことがこれからもあるだろうね。」
マックス「環球的不平等はファイナンシャリゼーションが原因で、それは1970年代、ドルが金本位制をやめたときに始まる。結果的に今日トップ8人が地球上の50%の富を所有するということになった。」
ステイシーがクリス・マホンの記事を出します。
ステイシー「これまでオバマが連銀を擁護してきたけれどその盾がなくなった。カイザーレポートも過去7年間、連銀を批判してきたよね。」
マックス「ビットコインの創始者・中本哲史は腐った中銀と戦うするためビットコインを立ち上げた。いまや各国で中銀が内破して通貨が炎上している。そんななかでトランプ政権が2期を狙うとしたら、ビットコインによる所得の平準化ということになるわけだ。」
ステイシーはふたたびクリス・マホンを引用します。
トランプは連銀のゼロ金利政策で巨大で醜く太ったバブルを演出してきたと批判し、イギリスでは英国中銀が、ドイツでは欧州中銀が欧州のポピュリズムを煽ったと批判されている。
マックス「ポピュリズムは中銀の詐欺的なゼロ金利政策と、オバマ税制=銀行救済による富の偏在、ファイナンス的テロリズムに対する当然の反応だった。」
ステイシー「イアン・ブレナーというブロガーによると自由貿易が原因と言ってるけど。」
ここで浜辺を歩いてるおっさんを見つけて声をかけますが、「知るかボケ。」と言われてしまいます。
ステイシーはここでダボスについての記事を引用します。「(ポピュリズムは)問題そのものなのか、それとも問題の表層なのか?」「今回のセッションは心理学者が登場して国家主義的ポピュリズムの時代における適切な感情涵養について云々。」
ステイシー「(ダボスにあつまった)爬虫類どもが、グローバリズムが生んだ、トランプに投票したような貧乏人どもに対して同情してるふりをする手法について語ったわけだ。」
マックス「英国中銀はじめ各国中銀はサイコパスを雇っていて、そのために試験をやっている。なぜかというとサイコパスは感情移入しないから、泥棒とかどんなひどいことでもできる。1930年代とか40年代の銀行でも冷血な警備員を雇っていた。」
ステイシー「やっぱり中銀を苛めないと。今度は水責めだっ。」
マックス「中銀は魔女ってか。」
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後半はブロック・ピアスがゲストです。
マックス「さてここ一番ホットなのは?」
ブロック「そりゃビットコインに決まってるさ。これまで低調だったのが今年にはいって大ブレーク。幸先のいい新年だ。大ブレークっていうことは商業ベースに乗るっていうことで、投資がバンバン入ってくるぜ。」
マックス「特にハイテク関連は幾何級数的に伸びそうだね。」
ブロック「それが2017年だ。2013年はとりあえずオープンだったけど今年はホンマモンやね。インターネットみたいなもんだよ。役に立つのはわかってたけど、それをベースにインフラがつくられるまで時間がかかったよね。」
マックス「そのころアムステルダムでマイク・カーンが一所懸命いろいろ話してたよな。結局みんなが見ていないところっていうのは何なんだ?」
ブロック「俺は人に(ビットコインのことを)話すとき、1994年の人々がインターネットについてどう思っていたか?ビデオを使うんだ。インターネットは犯罪者が逃亡するのを助けるツールだ、ネットに未来はない、なんてね。メディアっていうのは善か悪かっていう区別しかないから。俺はビットコインを押しまくるね。」
マックス「ベネズエラでもインドでも通貨はエラいことになってる。中本哲史だったら予知できたんだろうけれど。通貨が抱えてる問題は大きすぎる。」
ブロック「ブレキジットもそうだよ。いまやビットコインの時代なんだ。地球上で30億人が金融機関と関係なく暮らしていて、20億人が限定的なアクセスしかしていない。起業家ならこのチャンスを見逃さないな。」
マックス「いまどれくらいの企業に投資してるの?」
ブロック「社債が17社、それ以外もあわせて44社。」
マックス「最新の会社は?」
ブロック「アブラ。ひとことでいうとペイパル殺しだな。ペイパルは27カ国に展開してるけど、銀行なみの規制を受けている。アブラはアプリをダウンロードするだけなんだ。使うのがビットコインなので規制を受けない、ということはどこでも展開できる。消費者は通貨の使い方は知ってるけどビットコインは通貨じゃない、まったく新しいものなので消費者に新しい使い方を提案しても受け入れてもらえる。例えばヘッジファンドが巨額をフィリピンに移すとか。」
ブロック「少なくとも短期的にキラーアプリになるだろうね。ビットコインのことを知らない人もまだまだ多いけれど、とりあえず100万人くらいが受け入れるのだろうけれど、これから時間をかけて一般大衆にひろまっていくにちがいない。」
ブロック「完璧なゲートウェイトいうかブリッジと言える。通貨とビットコインの間のね。通貨はなくならないだろうけれど。」
マックス「トランプ政権による影響はどうなんだろう?」
ブロック「政権は規制緩和って言ってるからとりあえず追い風だな。投資家は見通しがいいのを好むから、規制緩和っていう見通しは明るい。規制はインターネット以前の時代にできたのがほとんどだから、規制っていう面で見通しがすっきりしているのはいいことだ。」
マックス「トランプ大統領はツイッターでビッグな製薬業界を怒らせたよな。大統領はビッグなやつらを怒らせても気にしないんだ。銀行業界のビッグなやつらはどうなんだろう?ビットコインは手数料のスキミングができないし、レントシーキングができなるなる。政権はビットコイン歓迎派なんだけど、銀行業界についてはどうなんだろう?」
ブロック「製薬業界が連邦食品医薬品局(FDA)と喧嘩してるようなもんだな。規制緩和派ならいいんじゃね?シリコンバレーとワシントンの架け橋になってほしい。」
マックス「スナップチャットはベニスを征服してからサンタモニカに移った。君はどこに移っていくんだろう?」
ブロック「家内はパンツが好きなんだけど、今朝LAタイムズにスナップチャットのことで発言を書かれていた。これからショッピングモールはゴーストタウンになるだろう、ってね。ベニス、マイアミ、サンタモニカ、かな。テク屋がシアトルにあつまったように、そこで起業がぽこぽこできたように、そしてそこで才能ある人材を雇いまくったように、そういうことがこれからもあるだろうね。」
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