ロシア首脳、NATOが「本格的な」核戦争の危険を冒していると指摘
土曜日、5月14、2022 - 02:25 AM
Authored by Dave DeCamp via AntiWar.com,
現在、ロシアの安全保障理事会の副議長を務めるドミトリー・メドベージェフ元ロシア大統領は14日、米国とNATOはウクライナに武器を注ぎ込むことでロシアとの直接衝突と「本格的な」核戦争のリスクを抱えていると警告した。
NATO諸国によるウクライナへの兵器投入、西側装備の使用訓練、傭兵派遣、国境付近での同盟諸国による演習の実施は、NATOとロシアの「代理戦争」ではなく、直接的かつ公然の紛争の可能性を高める」と、メドベージェフはテレグラムに書き記した。
ドミトリー・メドベージェフ氏(左)とプーチン大統領。ロイター経由
「このような紛争は、常に本格的な核戦争に発展する危険性を持っている」とメドベージェフ氏は付け加えた。「これは誰にとっても悲惨なシナリオとなる。
米露間の直接戦争はすぐに核戦争に発展すると広く信じられているが、バイデン政権のウクライナ政策にそのリスクは織り込まれていないようだ。過去数ヶ月間、米国はロシアとの戦いにおいて、軍事援助、訓練、情報共有の拡大を通じて、キエフへの支援を大幅にエスカレートさせてきた。
バイデン大統領は、ロシアと直接戦うために米軍をウクライナに派遣することはないと主張しているが、代理戦争は依然としてモスクワの反発を招く危険性がある。このようなリスクがあるにもかかわらず、ワシントンではアダム・キンツィンガー下院議員(共和党)をはじめ、ロシアとの直接対決に賛成する超タカ派がいる。
キンジンジャーは、モスクワがウクライナで化学兵器、生物兵器、核兵器を使用したと判断した場合、バイデン大統領に戦争権限を与えるという法案を提出したが、この法案は1人の共同提案者も得られず失敗に終わった。キンジンガーはまた、米国がウクライナ上空を飛行禁止区域にすることを支持しており、そのためにはロシアの戦闘機を撃墜し、ロシア国内の地対空ミサイルを空爆する必要がある。
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