2022年7月22日金曜日

RTクロストーク 経済地盤沈下

https://www.rt.com/shows/crosstalk/559172-economic-decline-neoliberalism-recession/

NHKが日本国民から銭を徴収しておきながら、腐敗国家ウクライナの国営日本語放送局となっている。その胸糞悪さを晴らすため、RTのクロストークを聞くことにしている。

今回のゲストはマイケル・ハドソン先生、トム・ルオンゴ、そしてパイ・イアン。最後の人は知らないが、他の二人はおなじみで楽しい番組になっている。

ハドソン先生が終わり近くにいわく、西欧がウクライナに供与した武器はほぼロシア軍に破壊される。通常兵器の在庫が尽きたら、あとは核兵器しかない。それを受けてトム・ルオンゴはこういう。

「核戦争に至るまでの選択肢のひとつとして、NATOは偽旗作戦を発動させるだろう。」

トム・ルオンゴが面白いのは、分析にもとづきつつ、時々飛躍して予言するところだ。つまり、おそらくインフォーマントがいるんだろうけれど、拙者が考えつかないようなことを言ってくれる。予言なのではずれることもままあるのだが、たいていは最悪の事態を予言するので、外れてくれるのはある意味ありがたい。

拙者が本日投稿したうちで、ダグ・バンドウの「欧米が今日キエフのために戦わないなら、なぜ明日戦うと言えるのか?」がなかなか興味深い。ダグ・バンドウは拙者とは思想的な立ち位置が全然違うのだが、プロらしい分析と結論はとても参考になる。上記の投稿で、西側の分析者たちが何を考えているのかだいたいわかった。そのうえで、「誰もウクライナのために戦いたくない」と言うのは説得力がある。そこから考えると、ルオンゴの言うNATOによる偽側作戦は、準備はしているのだろうけれど、実施する可能性は低いと思う。

同様に、核戦争の可能性も低いと思う。
白人の住む大地で核兵器を炸裂させることはないだろう。

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ダニエル・デイヴィスの「なぜテレビ将軍の話を聞くのか」も面白い。本当に、現役も含めてホンモノの将軍たちがいい加減なことをアメリカのテレビで語りまくっている。上記ダグ・バンドウの文章をあわせ読むと、たとえばJBプレスに書いている西村金一翁が、自衛隊OBでプロだったにも関わらず、なぜあんなにハズしまくるのか、自称・他称「専門家」たちがなぜあれほどピンボケ揃いなのか、その背景がぼんやりながら見えてくる。

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