米政府、70億ドル以上の軍備をタリバンに遺贈
火曜日、8月23、2022 - 午前8時00分
著者:ジョナサン・ターリー
国防総省の監察官は、バイデン政権がアフガニスタンに残したものについての報告書を発表した。
それは、テロ組織を支援した、世界で最も暴力的なグループのひとつに残された、信じられないような装備のリストである。私はアフガニスタンでの長い戦争に反対していたので、トランプやバイデンが離脱することに批判的ではない。しかし、バイデン政権がなぜこの機材を撤去したり破壊したりせず、アフガニスタンに放置したのか、説明されていない。
アフガニスタン政府の崩壊は最後の数日で急速に進んだが、予定されていた撤退のためには何カ月も準備期間があった。しかし、政府はこの機器を撤去したり、破壊したりする手段をとらなかった。それどころか、この兵器庫をそのままタリバンに残すことを選択した。
地上車両だけでも約41億2千万ドル(約5,000億円)。
さらに、9億2330万ドル相当の軍用機と2億9460万ドル相当の航空機用軍需品。
タリバンは、バイデン政権による贈り物によって、即座に世界で最も装備の整った軍隊の一つとなったのである。
報告書は、航空機の「一部が避難中に非武装化され、作動不能となった」としているが、この装備のほとんどはすぐに使える状態で残され、狙撃銃、機関銃、擲弾筒を含む31万6260本の小銃が残され、その額は511.8億ドルにのぼる。
この明らかな、想像を絶する失態がなぜ放置されているのか、私には理解できない。誰も解雇されていない。いかなる種類の懲罰の証拠さえない。バイデン政権はタリバンを壊滅させるのではなく、何十億もの武器を与えることを決定した。しかし、議会や報道機関からは、肩をすくめ、あくびをする程度にしか見えない。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム