2022年8月22日月曜日

南西諸島に中国を攻撃できる改良型長距離巡航ミサイルを配備したい日本

https://www.rt.com/news/561235-tokyo-missiles-upgrade-china/

2022年8月21日 05:06

日本政府は中国とのミサイルギャップを縮めたいと考えていると、日本の主要新聞が複数の政府関係者の話を引用して、日曜日に報じた。政府は、地対艦ミサイルの射程を少なくとも1000kmに伸ばし、艦船や航空機から発射して地上の標的を攻撃できるように改良する計画だと報じられている。

読売新聞は、日本の12式ミサイルの改良型地上発射型は、当初の計画より2年早く、2024年に運用開始される見込みだと報じている。読売新聞は、東京都は最終的に南西諸島に1000基以上のミサイルを配備することを望んでいるという。

このミサイル計画は、同紙が「台湾有事」と呼ぶ構想の一部であるという。昨年12月、日本の自衛隊と米軍は、台湾と北京の間で紛争が勃発した場合の有事に備えて、南西諸島に攻撃基地を設置することで合意したと報じられた。

東京の共同通信が当時報じたところによると、もしこの計画が実現すれば、米海兵隊が南西諸島に臨時攻撃基地を設置し、台湾への軍事的脅威が差し迫った場合には自衛隊が追加部隊という形で支援を提供することになるという。

このような「反撃能力」を正当化するため、日本の与党自民党は以前、日本が敵の基地を攻撃するための武器を獲得できるかどうかを中心に、現行の国家安全保障戦略を年内に改定し、一部分類したい意向を示唆した。戦争放棄を明記した防衛重視の日本国憲法を考えれば、これは敏感な問題である。

南西諸島は約200の小島からなり、一部は無人島である。そのうちの3つの島は、奄美大島と石垣島である。奄美大島、石垣島、宮古島の3島はミサイル部隊の拠点として検討されているというが、係争中の尖閣諸島の近くに存在すれば、この地域の軍事化に対する中国のさらなる怒りに火をつけることになりかねない。


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