中国のトップバッテリーメーカー、北米投資計画を中止
By Charles Kennedy - 2022年8月3日 9:30 AM CDT
注:ロイターの情報筋によると、CATLはフォード・モーターに低コストのリチウム鉄電池を納入する計画や、2026年までに北米で電池を生産する計画を進めている。
現代のAmperex Technology Co. Ltd. (電気自動車用電池メーカー最大手で、テスラなどのサプライヤーであるCATLは、ナンシー・ペロシ下院議長の台湾訪問で米中関係がさらに悪化したため、北米での数十億ドルの投資発表を延期した。
CATLは北米でのEV用バッテリー製造拠点の準備をしていたが、現在はその発表を延期している。
数日間の憶測の後、米下院議長は火曜日に台湾を訪問し、過去25年間で最高レベルの米国による台湾訪問となった。台湾の領有権を主張する中国は、この訪問を非難し、「中米関係の政治的基盤に深刻な影響を与え、中国の主権と領土の一体性を深刻に侵害するものだ。台湾海峡の平和と安定を著しく損ない、台湾独立を求める分離主義勢力に深刻な誤ったシグナルを送るものである。
「中国はこれに断固として反対し、厳しく非難し、米国に重大な抗議と強い抗議を行った」と中国外交部は火曜日に発表した。
米中関係の新たな低落を受けて、CATLは現在、発表を控えている。CATLは、台湾海峡を挟んだ福建省に本社を置く。
中国の電池メーカーは、この地をめぐって協議を進めており、米国内のほか、テキサス州近郊のメキシコに少なくとも2つの工場を検討していた。当初の計画では、今後数週間以内に発表を行う予定だったが、ペロシ大統領の台湾訪問を受けた米中関係への懸念から、CATLは来月か10月まで待つことになりそうだ。
BBCによれば、ペロシ氏の台湾訪問には指導者との会談も含まれており、水曜日には中国から別の譴責声明が出された。王毅外相は「火遊びをする者は良い結果にならず、中国を怒らせた者は罰せられるだろう」と述べたという。
「米国は、いわゆる民主主義を装って中国の主権を侵害している」と、同外相は付け加えた。
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