日本国債10年ものを2日間誰も売買しなかった
https://www.zerohedge.com/markets/nobody-has-traded-10y-japanese-govt-bonds-2-days
木曜日、9月22日、2022 - 06:20 AM
ベンチマークである10Y日本国債(JGB)の夜間取引は、2日連続でノー・トレード(ゼロ!)1999年以来、初めての事態
ブルームバーグの報道にあるように、日本国債の取引量は、日銀が利回りに上限を設けるためにかなりの量の国債を買い占めたため、何年にもわたって枯渇している。
三菱UFJのストラテジスト、稲留勝敏氏は「日銀の固定金利運用は日本国債の取引所になっている」と指摘する。「プレーヤーは、大量に買ってくれる確かな買い手を見つけることが保証されている。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券によると、FRBが積極的な金融引き締めを行うことで利回りが上昇すると予想されるため、トレーダーはベンチマークである10年債を取引するインセンティブにも欠けるという。
インフレ懸念が世界の債券市場を駆け巡り、日本国債の売値のスプレッドは3月以降爆発的に広がった。しかし日銀は依然として緩和政策の枠組みから抜けられない...。
皮肉なことに、日本国債の流動性が失われたのと同時に、日銀はイールドカーブのコントロールバンドの上限を積極的に守るために、6月以来1日最大額の1兆2600億円の国債を購入した......。
本日FRBが利上げ(75bpsがコンセンサス)を実施した後、日銀は今夜イールドカーブ・コントロール政策を守るよう圧力を強めている。日米間の利回り格差が拡大し、円相場は24年ぶりの安値に下落した。
最後に、流動性低下の問題は日本債券に限ったことではないことに注意したい。
バンク・オブ・アメリカのアナリストは今月のメモで、米国債市場の取引量の縮小は世界金融の安定に対する最大の脅威の一つかもしれないと警告している。
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