プーチン大統領、ダムの大惨事に関する公的コメント
木曜日、6月8、2023 - 午前03時20分
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は8日、ノヴァ・カホフカ・ダムの爆発事故について初めて公式コメントで取り上げ、ウクライナ政府とその軍隊の「野蛮な行為」であると非難した。
ロシアの国防省と外務省はすでに、この「壊滅的」な攻撃についてキエフに責任を押し付けていた。プーチンのコメントは、トルコの指導者レジェップ・タイイップ・エルドアンとの電話会談でなされたもので、再選後初めてとなる。プーチンはエルドアンにお祝いの言葉を述べたが、2人はまた、クリミアとウクライナ南部の両方に深い影響を与え、人々が家や町から浸水しているダム災害について詳しく話し合った。避難と救助活動は続いている。
プーチンは電話会談でエルドアンに対し、決壊は「大規模な環境と人道上の大惨事を引き起こした野蛮な行為である」と述べた。
両首脳は定期的に連絡を取り合うことで合意し、クレムリンの読み上げでは、「It has been agreed to maintain regular personal dialogue」と書かれている。
エルドアン大統領は同日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行い、国連の支援の下、ダムの決壊と破壊を調査する独立委員会を支持することを伝えた。地域当局は、洪水があと10日間続く可能性がある。
「エルドアン大統領は、カホフカ・ダムでの爆発事故の詳細な調査のため、紛争当事者、国連、トルコを含む国際社会の専門家が参加する委員会を設立することができると述べた。
一方、ロシアがダムを爆破したというウクライナの主張については、ホワイトハウスの記者団でさえも懐疑的になっている。
火曜日に行われたホワイトハウスNSCのジョン・カービー報道官との気まずいやりとりはこうだった。
ジャーナリスト:ロシアがダムを破壊し、それによってロシア系住民が住む集落を水浸しにし、同時にクリミアへの水の供給を止めたというのは、本当にもっともな話だと思われますか?私見ですが、自国のガスパイプラインを損なうこと同様、論理はないと思いませんか?
カービー:まだ結論は出ていません。ウクライナ側と協力し、できるだけ多くの情報を得ようとしているところです。
キエフが国連の本格的な調査を望まない可能性があるのは、ここで取り上げたような理由があるからだ。ワシントンポスト紙が、ノルドストリームパイプラインの破壊行為におけるウクライナの罪を指摘する驚くべきレポートを作成したのも同じ週である。
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