2023年7月18日火曜日

低空飛行訓練、なし崩し緩和 オスプレイ、区域非公表

https://sputniknews.jp/20230717/16560019.html

2023年7月17日, 19:30

米海兵隊の輸送機MV22オスプレイを巡り、沖縄県を除く日本の山岳地帯で低空飛行訓練が可能となった。米側の求めに日本が応じ、従来の高度500フィート(約150メートル)以上から、200フィート(約60メートル)以上に変更された。だが具体的な訓練区域の公表や、地元自治体への説明を行う予定はない。オスプレイは過去に事故が相次ぎ、安全性を不安視する声があるものの、なし崩し的に緩和が進められた。

飛行制限の緩和は、2021年3月の日米安全保障協議委員会(2プラス2)で実践的な訓練の必要性を確認したことに基づく。22年には9〜10月に限り、住宅地上空以外で300フィート(約90メートル)以上の訓練に合意。安全に運用できたとして今年6月上旬、外交、防衛担当者による協議機関、日米合同委員会で7月10日からの実施を決めた。

米軍は技量維持のため200フィートでの飛行訓練を義務付けた。協議の結果、敵のレーダーや対空攻撃の回避、災害時に要救助者を早期発見するためにも、低空訓練が必要との認識で一致した。

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中国とロシア、最近の日米の動きを反映した大規模な海軍訓練を実施

2023年7月18日火曜日 - 午前07時40分

中国とロシアは、最近の日米の訓練に「対抗」して、この地域の海域で挑発的な軍事演習を行った。

日曜日に、アメリカ、韓国、日本は、数日前のICBM発射を含む北朝鮮の最新のミサイル脅威を主な目的とした、海軍による合同ミサイル防衛演習を行った。平壌は、水曜日の東海岸沖の発射を敵に対する「強力な実際的警告」と呼んだ。日本がワシントンとより緊密な防衛協力を行っていることは、北京にも警告を発した。中国国防省は週末、ロシアとの新たな演習に備えて中国軍の艦艇が出港したことを確認した。

これには、ロシア軍との新たな演習に参加するため、誘導ミサイル駆逐艦を含む5隻の中国軍艦を派遣することも含まれているが、演習の正確な場所は特定されていない。

先月、両国は日本海と東シナ海の上空で共同パトロールを行い、関係の深まりを示した。

中国はウクライナ紛争に関して自らを「中立」と考えているが、同時にNATOの東方拡大の危険性を強調した。このためワシントンは、中国がモスクワを静かに支援していると非難した。

ブルームバーグは、軍事的な緊密化を図る最大の動機として、北京とモスクワの双方を狙ったアメリカの制裁と懲罰的措置を挙げた。

「中国とロシアのプーチン大統領は昨年6回の合同軍事演習を行った。

「米国防大学(NDU)の中国軍事問題研究センターがまとめたデータによれば、これは2022年に中国が外国の軍隊と行った訓練の3分の2を占めた。

ロシアと中国は世界の他のホットスポットでも海軍訓練を実施しており、ここ数カ月はペルシャ湾地域でイランと海軍演習を行った。

モスクワはまた、ウクライナ戦争の過程でイスラム共和国との関係を深め、ロシア南部の国土にイランの無人機製造工場まで設立した。プーチン大統領は、西側諸国の制裁と完全な孤立を強いる努力に直面し、無人機やミサイルなどの軍事技術の必要性を維持するために、イランに目を向けた。


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