2023年7月7日金曜日

ロシア軍がストームシャドウを鹵獲

https://sputniknews.jp/20230707/16466277.html

2023年7月7日, 06:15

ロシアの義勇兵部隊バルスー11と「ツァーリの狼たち」部隊の司令部は接触線でほぼ無傷の状態で見つかった英国製巡航ミサイル「ストームシャドウ」を鹵獲した。「ツァーリの狼たち」のドミトリー・ロゴジン軍事技術センター長がスプートニクに明らかにした。

「それ(編集:ミサイル)は壊れていたのは一部だけで、非常にうまい具合に平たい面を下に落下した。ミサイルはうちのセンターの技師の手でフガスや累積に関する部分はこっち、制御ユニットはこっちとまさに戦場でいくつかの部位に分解され、運搬しやすいように翼にたたまれた」ロゴジン氏はこう語っている。

ロゴジン氏は、ミサイルには非常に高度な電子機器が使用されており、落下時の過負荷に耐えたと述べた。戦利品となったストームシャドウの撤去作業は2日間を要した。

戦利品のミサイルは設計と内部の研究のために専門家に引き渡された。ロゴジン氏は、このおかげでロシアの軍産複合体はストームシャドウに対抗する最も効果的な方法を見つけることができると指摘している。

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ロシアの大砲は欧米製とどこが一番異なるか 退役大佐が説明

2023年7月7日, 04:21

ロシア人退役大佐で軍事評論家として活躍するヴィクトル・リトフキン氏はロシア製兵器が欧米の兵器と一番異なる点はロシアの大砲の構造にあると指摘した。リトフキン氏は露イズヴェスチヤ紙からの取材に答え、構造の違いから、ロシアの兵器は欧米のそれと異なり、速いテンポでの射撃に持ちこたえることができると語っている。

リトフキン氏によれば、西側の大砲は主に攻撃用で、発射の集中度の低い「遠征戦」を行うために作られているため、砲身が軽量で迅速に再配置が行えることが重要だったが、ロシアの大砲の目的はそれとは異なる。

「ロシアには極めて集中的な戦闘行為が行われていた大祖国戦争での経験がある。戦争終盤でベルリンを争奪する際、ソ連は戦線1キロあたり100基の兵器を配置した。それほど集中的な火力戦だったわけだ。このことから、ロシアでは前々から砲身は強靭な鋼鉄を用いて硬化させるという伝統が出来上がっている。アップテンポの砲撃に耐えられるように。そしてこれがウクライナで活かされている。」

リトフキン氏は、米国製の牽引式榴弾砲M777は射撃回数の多さには耐えられないと指摘する。

「現在、ウクライナは1日に1万1000から1万2000発を発射しているが、西側の榴弾砲でこんなアップテンポの射撃に耐えられる武器はない。欧米の武器はさっさと壊れてしまい、修理や交換が要される。西側はこれほどアップテンポの射撃を想定していない。」リトフキン氏はこう述べた。

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ウクライナ軍は、砲弾や無人機の量と質でロシア軍が優勢である事実を認めている

2023年6月29日, 07:17 (更新: 2023年6月29日, 13:22)

AFP通信は、ウクライナ軍は、砲弾や無人機の量と質でロシア軍が優勢である事実を認めていると報じた。

AFP通信は、「ロシアは集中砲撃ができる。しかも無人機の数や技術でもウクライナを追い抜いている」と書いている。

しかもウクライナ軍は弾薬を節約せざるを得ない状況にある。

「一つの標的にたくさんの砲弾を使うわけにはいかない。3発、4発または5発、それ以上は使えない。こちらにはロシアほど多くの砲弾はない。」ウクライナの砲兵はAFP通信からの取材に苦情を訴えた。

ウクライナ軍は、大砲の攻撃に効果を発揮するロシアのランセット無人機に匹敵しうる攻撃ドローンはウクライナは製造していないことを認めている。

ロイター通信は、ロシアの無人機は製造費はより安価でありながら、より高価な独戦車レオパルト2や仏のカエサル 155mm自走榴弾砲などの西側諸国の装備を破壊する能力があると指摘している。

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対空防衛を打破するロシア滑空爆弾の謎の構造

2023年7月7日, 12:06

ウクライナ軍は、ロシア航空宇宙軍が使用の滑空爆弾の設計構造が分からず、頭を悩ませている。米『ザ・ドライブ』紙が報じた。

ザ・ドライブ紙は、「ウクライナ当局は一種のGPS誘導だと推測しているものの、それがどういう仕組みで作動しているかついての具体的な詳細はほとんどない」と指摘している。

ザ・ドライブ紙によれば、ロシアの滑空爆弾はウクライナの防空部隊にとって深刻な問題となっている。その理由は爆弾のおかげでロシア人パイロットらは安全な距離にいながら、標的を狙うことが可能だからだ。

ロシアの滑空爆弾に対抗するため、ウクライナ軍は中長距離用を含む防空システムを戦線の近くにより多く配備せざるをえなくされている。

「だが、これはある一定の脆弱性を生んでしまう。なぜなら、ウクライナの防空システムのレーダーが作動すれば、ロシア軍はその位置を特定し、ランセットやその他の徘徊型兵器、ドローン、空中発射の対ミサイル兵器を狙うことができる。」

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