日本政府、反ロシア制裁を拡大
https://www.rt.com/business/580713-japan-new-russia-sanctions/
2023年 8月 2日 14:10
新たな制裁対象は金属、化学品、工業用品など幅広い品目
日本通商産業省が水曜日に発表したところによると、日本政府はロシアへの制裁措置を拡大し、新たに758品目を含む供給禁止品目を追加した。
同省は先週、「ウクライナを取り巻く現在の国際情勢を踏まえ」、8月9日からロシアへの禁輸品目リストを拡大すると発表した。
同省の最新の声明によると、改正された輸出禁止措置は、鉄、鋼鉄、ニッケル、銅、アルミニウムのほか、工業用化学品、プラスチック、木材、繊維製品、電子機器、機械、科学機器など幅広い製品を対象とする。日本がすでに輸出禁止措置をとっている47品目のうち、45品目に追加された。
この措置は特に、エンジン容量が1.9リットルを超える自動車、ハイブリッド車、電気自動車、ヨット、ボートのほか、光学機器、測定機器、家具、プレハブ住宅の輸出に関係する。
印刷インキなどの塗料、顔料、染料、布地、皮革、毛皮加工用の潤滑剤、変性デンプン、接着剤も禁止対象となる。
写真や撮影に関連する商品のほか、化学工業製品、アクリルポリマーなどのプラスチックおよびプラスチック製品、大型車用タイヤなどのゴムおよびゴム製品の輸出も違法となる。
木材とその製品、木材パルプ、パルプ、古紙、クラフト紙などの紙と板紙、図面、羊毛、獣毛とその製品、綿とその製品、植物繊維の糸と紙糸、人工繊維とその製品、使用済みの衣類と繊維製品も含まれる。
石材、石膏、セメント、セラミック製品、ガラス、ガラス製品、鉄鋼、鉄鋼から作られる製品、部品も禁止対象である。銅線などの銅、ニッケル、アルミニウム、鉛、亜鉛、スズ、およびそれらを原料とする製品、卑金属製品、電気製品、機関車、鉄道車両もリストに含まれている。
新たなブラックリストは、モスクワがウクライナでの軍事作戦を開始して以来、資産凍結、輸出禁止、モスクワの「最恵国待遇」の取り消しなど、日本がロシア経済に課してきた一連の制裁措置に続くものである。日本は重機械を生産する企業を含む80のロシアの軍事関連企業・団体をブラックリストに載せている。
モスクワは最近、東京に対する「報復措置を検討している。」と述べ、ロシア外務省は日本の制裁を「非常に否定的に捉えている。」と指摘した。クレムリンはこれまでにも、以前の制裁とウクライナに関する日本の「非友好的で反ロシア的な立場」を受けて、400人近い日本の議員をブラックリストに載せており、岸田文雄首相を含む数十人の高官の入国を禁止した。
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