ウクライナはアメリカの電子戦の実験場
https://www.rt.com/news/582965-pentagon-ukraine-electronic-warfare/
2023/09/14 15:26
キエフの戦場での失敗の主な要因はロシアの対抗策
米国防総省は、ロシアとウクライナによる電子戦(EW)の使用について「メモを取っている」と、ジョシュ・コズロフ米軍司令官が語ったと、ディフェンス・ニュース紙が水曜日に報じた。
メリーランド州で開催された『航空・宇宙・サイバー会議』での米陸軍第350スペクトラム戦隊司令官の発言は、米中間の緊張が続いていることを考えると、重要な意味を持つ、と同ニュースは報じている。コズロフ氏の所属する部隊は、高度な電子戦において米国に追いつくための先陣を切るために2年前に創設された。
ウクライナ紛争について米軍司令官は、「両当事者が見せている機敏さ、スペクトルでの作戦の実行方法は素晴らしい。」と語った。「両陣営とも、猫とネズミの駆け引きを非常にうまくやっている。」
「将来、もし敵対する相手と対峙することになれば、機敏で迅速であることが、スペクトラムにおける成功の鍵になる。」と彼は付け加えた。
英国王立合同軍事研究所(RUSI)などの軍事専門機関は、ウクライナ軍が夏の反攻の3カ月間に具体的な前進を遂げられなかった主な理由のひとつとして、ロシアのEW能力を挙げている。
戦場では、ロシア軍はウクライナの通信を妨害し、西側が提供する精密弾の照準を妨害する。電子的な対抗手段も、ロシア軍によるロシア国内でのウクライナ軍のドローン攻撃を阻止するのに役立っている。
ウクライナの指導者たちは、自国を西側の先進的な兵器システムの実験場として宣伝しており、メーカーが試作品の実戦試験を行うまたとない機会だと主張している。
ベン・ウォレス英国国防長官(当時)は7月の議会報告で、ウクライナを英軍の「戦闘研究所」と呼んだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム