オルバンさん:ロシアはEUを真剣に受け止めていない
https://www.rt.com/news/592297-hungary-orban-eu-weak-russia/
2024年2月12日 10:23
ハンガリーのヴィクトール・オルバンは、欧州連合(EU)は不平を言うのをやめ、自国の利益を主張するべきだと語る。
ハンガリーのオルバン首相は、ロシアがEUを真剣に受け止めていないのは、EUの主張が不十分だからだと主張した。もしブリュッセルがその地位を向上させることができれば、モスクワはウクライナ紛争について交渉することを検討する、と彼は付け加えた。
ハンガリーの保守政権は、EUが加盟国の権利を踏みにじっていると批判してきた。ブダペストはまた、約2年前にウクライナ紛争が勃発して以来、EUの対キエフ政策と対モスクワ政策が誤っていると繰り返し述べてきた。
オーストリアのDie Presse紙が日曜日に掲載したオーストリア前首相のヴォルフガング・シュッセル氏との討論の抜粋で、オルバン氏はEUは強みを欠いていると主張した。
私たちはロシアに真剣に受け止めてもらえるほど強くはない。ハンガリーの首相は、EUとロシアの間の有意義な理解は、利害の相互認識に基づいてのみ達成されると主張した。
ブリュッセルが方針を変えない限り、ロシアとアメリカはヨーロッパ人の頭越しに、大陸における新たな安全保障構造に合意することになるかもしれないと警告した。
オルバンはまた、「中央集権化の傾向が強まっており、EU加盟国の主権が損なわれている。欧州議会は機能しておらず、狂気の巣窟だ。」と批判した。
オルバンはまた、欧州委員会は政治的な存在ではなく、加盟国の意思を代表していることを忘れてはならないと提案した。
ハンガリーの指導者は、より広範な世界情勢に触れ、「西欧の支配的地位は終わった。世界経済の重心は西欧からアジアに戻りつつある。」と論じた。
ヴィクトール・オルバンの最高顧問であるバラッツ・オルバン(血縁関係はない)は先週、ロシアとウクライナの紛争に対するアメリカの態度のせいで、ヨーロッパは基本的に屈服させられたと主張した。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム