イラン、130億ドル相当の新規石油取引に合意
https://www.rt.com/business/594418-iran-inks-billion-oil-contracts/
2024年03月18日12:07
国内エネルギー企業との契約は、制裁下にある同国の主要鉱区の日産を増強することを目的としている。
テヘランが主要油田の増産を目指すなか、イランのエネルギー企業が日曜日に過去10年で最大の契約を結んだと国営メディアが報じた。
ジャヴァド・オウジ石油相とモフセン・コジャステフメール国営石油会社(NIOC)社長の立ち会いのもと、鉱床開発と日量35万バレルの増産を目的とした130億ドル相当の取引が調印された。
この契約は、国有化73周年記念日の2日前に調印された。イランの油田は以前、イギリスが支配するアングロ・イラニアン・オイル・カンパニーによって運営されていた。
この契約は、テヘランがエネルギー部門を発展させるために地元の資源を活用するのを助けると期待されている。先週イランは、カタールと共有するペルソン湾の沖合サウス・パース・ガス田からの生産を拡大するため、国内企業に200億ドルの契約を発注したと発表した。
増産は、アザール、同国最大の鉱床であるアザデガン、中東最古の生産鉱床であるマスジェド・ソレイマンを含む6鉱区に集中する。最初の2つはイランの西部と南西部の国境沿いでイラクと共有している。
ドナルド・トランプ前米大統領が2015年のイラン核合意(正式名称は「包括的共同行動計画(JCPOA)」)を頓挫させ、ワシントンの参加を一方的に打ち切った後、多国籍企業のほとんどが同国のエネルギー市場から撤退した。
国際エネルギー機関(EIA)によれば、イスラム共和国の確認埋蔵量はベネズエラ、サウジアラビアに次いで世界第3位であり、2022年の原油生産量は第7位である。
EIAによれば、イランの昨年の原油生産量は日量299万バレルで、2022年より44万バレル多く、2024年にはさらに16万バレル増えると予測している。日経アジアは今年初め、イランからの原油輸出が2023年に50%急増し、5年ぶりの高水準となる日量約129万バレルに達すると報じた。
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