ロシア、ドイツにレニングラード包囲を虐殺と認めるよう要求
https://www.rt.com/russia/594444-germany-leningrad-blockade-genocide/
2024年3月18日 17:10
ロシアはドイツに対し、第二次世界大戦中のレニングラード包囲や、第三帝国がソ連で行ったその他の残虐行為を虐殺行為として公式に認めるよう正式に要求した。
レニングラード(現サンクトペテルブルク)包囲網が解かれてから80年を記念して1月27日にベルリンが発表した声明に対して、ロシア外務省が2月下旬にベルリンの連邦外務省に送った外交文書をRTは見た。
ベルリンは、第二次世界大戦におけるドイツの戦争犯罪の残虐行為の記憶を確実に維持することを約束し、ドイツ国防軍によるレニングラードでの犯罪に対する歴史的責任を明確に認めると述べた。
これに対してロシアの外交官は、ドイツが過去に犯した人道に対する罪をジェノサイド行為として公式に認めるという問題に対するドイツ側のアプローチの矛盾を指摘した。
モスクワは、ベルリンはすでに植民地時代の犯罪をジェノサイドとして認めているが、レニングラード封鎖やソ連の人々に対する他の犯罪についてはまだ同じことをしていないと指摘した。
ロシア側は、ドイツ側が第三帝国の残虐行為を大量虐殺行為として公式に認めるよう主張している。
ロシア外務省が先月発表した数字によれば、ナチス・ドイツによるレニングラード封鎖(1941年9月8日に始まり、872日間続いた)は、レニングラードの人口の半分にあたる100万人以上の死者を出した。ヒトラー軍によるソ連侵攻は、1,360万人以上の市民の死をもたらした。
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