2024年3月14日木曜日

プーチン大統領、西側に核戦争の「準備はできている」しかし「その必要はない」と発言

https://www.zerohedge.com/geopolitical/putin-warns-west-russia-ready-nuclear-war-says-never-been-need

2024年3月14日木曜日 - 午前02時05分

3月15日のロシア大統領選挙を目前に控え、ウラジーミル・プーチンは水曜日、国家の存立が脅かされた場合には核兵器を使用する用意があるが、これまでのところ「そのような必要性は一度もない」と繰り返した。

フランスのマクロン大統領が先月、ウクライナに軍隊を派遣することを提起した後、西側はこの問題を取り上げた。また今週、ウクライナからロシアのエネルギー・インフラに対する新たな攻撃があった。

「ジョー・バイデン以外にも、露米関係や戦略的抑制の分野では十分な専門家がいる。ここですべてが真正面からぶつかるとは思わないが、その準備はできている。」とプーチンはロシヤ1放送で語った。

プーチンはさらに、ワシントンも戦略兵力を開発しているが、だからといって「明日にでも核戦争を仕掛ける準備ができているわけではない」と述べた。

「彼らは今、この近代性、革新性を高めるための課題を設定しており、それに対応する計画を持っている。我々もそれを知っている。彼らはすべてのコンポーネントを開発している。我々もそうだ。」とプーチンは説明した。

「兵器は使うために存在する。我々には我々の原則がある。」

FTは「プーチンは2022年秋にロシア軍が東部のハリコフとケルソンで屈辱的な撤退をしたとき、ウクライナにおけるロシアの最低地点で戦術核兵器を使用することは考えなかった」と主張した。

いずれもロシアの核ドクトリンや核態勢に何らかの変化をもたらすものではないが、プーチン大統領がNATO諸国からの核関与強化の脅威を真剣に受け止めていることを示している。インタビューの抜粋で興味深いのは、米露の戦略兵器とその進歩についての比較である:

ウラジーミル・プーチン大統領は水曜日、ロシアの核三原則(陸、海、空から発射される三本柱の兵器)は、アメリカのそれよりも「はるかに進んでいる」と述べた。

「私たちの三位一体、核の三位一体は、他のどの三位一体よりも近代的だ。このような三位一体を持っているのは我々とアメリカだけだ。」とプーチンは国営テレビのインタビューで語った。

ウクライナは最近、国境を越えた危険な攻撃も行っているが、これはおそらく西側からの要請か指示によるものだろう。火曜日にはベルゴロド地方で親ウクライナ準軍事組織による地上攻撃があり、ロシア軍はこれを撃退したと発表した。準軍事組織が戦車を使用したとも伝えられている。

ロシア人、とりわけ戦死した兵士とその悲嘆にくれる家族の犠牲について、プーチンはインタビューで次のようにコメントした。「すべての人間の命はかけがえがない。家族にとって、どんな家族にとっても、愛する人を失うことは大きな悲しみだ。もし今日この人たちを見捨てるなら、明日には私たちの損失は何倍にも膨れ上がり、子どもたちに未来はない。」

「私たちは不安を感じ、3流か4流の国になり、誰も相手にしなくなる。そしてその結果は、ロシアの国家にとって破滅的なものになるかもしれない。」

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