2024年4月10日水曜日

ゼロヘッジ:米国は押収したイラン製武器・弾薬をウクライナに送る

https://www.zerohedge.com/military/us-sent-seized-iran-weapons-ammo-ukraine-resupply-grows-more-desperate

2024年4月10日(水)午前03時45分

国防総省は火曜日、イエメンのフーシ派反体制派向けの貨物から押収した数千丁の小火器と50万発以上の弾薬を引き渡したと発表した。

米国は、押収された武器はイランから供給されたものだと考えており、近年、テヘランから地域水域を経由してフーシ派への『違法な輸送』が増加している。米中央軍によれば、武器は先週ウクライナ軍に届けられた。

「米国政府は木曜日、5,000丁以上のAK-47、機関銃、狙撃銃、RPG-7と50万発以上の7.62mm弾薬をウクライナ軍に譲渡した」とCENTCOMがソーシャルメディアで発表した。

これらの武器はロシアの侵攻からウクライナを守るのに役立つ」「旅団を装備するのに十分な材料だ。」と声明は続ける。

CENTCOMは、これは2021年5月から2023年2月にかけて行われた「無国籍船」による数隻の船舶押収の結果であると説明している。国防総省は、イランの精鋭部隊であるイスラム革命防衛隊(IRGC)が最終的にこの船荷の背後にいたと述べている。 

「イランによる武装集団への支援は、国際的、地域的安全保障、この地域のわが軍、外交要員、市民、そしてわが国のパートナーの安全を脅かす。我々は、イランの活動に光を当て、それを阻止するために、できることは何でもやり続ける。」と中米中央司令部は付け加えた。

数カ月前から、国防総省はウクライナ向けの武器が底をつき、承認された供給があと数カ月しか残っていないと警告を発した。西側全般からの支持が薄れつつある微妙な時期に、バイデンがキエフに望む600億ドル以上の国防援助は、下院共和党によって阻止されたまま。

イエメン南部沿岸では、昨年のような押収が日常的に行われている。

フランスのようなヨーロッパの同盟国も、最近イランの武器を押収したと発表している。これらの大部分はイエメンのフーシ派反政府勢力に向けられたもので、イランのシーア派の同盟国であり、毎週のドローンやミサイル攻撃によって紅海を国際航路から事実上閉鎖している。

国防総省のウクライナ向け武器押収プログラムは、少なくとも10月から稼動しており、その時点で米国は100万発のイラン製弾薬を保有している。

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