国連機関、イスラエル人入植者の放火攻撃を受けてエルサレム本部を閉鎖
2024年5月12日(日)午後8時30分
ザ・クレイドル経由
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は木曜日、イスラエル人入植者による建物への放火攻撃を受け、東エルサレムの本部を閉鎖すると発表した。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ総監によれば、これはこの1週間で2回目の入植者による襲撃であった。
「イスラエルの消火器と警察が到着するまでに時間がかかったため、ディレクターは他のスタッフの助けを借りて、自分たちで火を消した。言語道断だ。またしても、国連職員の命が深刻な危険にさらされた。」
「この1週間足らずの間に2度目となる忌まわしい事件が発生したことを受け、私は適切な警備が回復するまで当施設を閉鎖する決断を下した。」とラザリーニは語った。
ソーシャルメディアにアップされたビデオ映像では、UNRWAのビルが炎に包まれ、背後から入植者たちの歓声が聞こえていた。WAFA通信によると、負傷者はいなかったが、この火災によって物的損害は大きかったという。
そのわずか2日前にも、入植者たちが同じ本部を襲撃し、「イスラエル警察の監視下で」国連職員に投石した、とラザリーニ氏は付け加えた。
「加害者は調査されなければならず、責任者は責任を負わなければならない。それ以下であれば、新たな危険基準を設定する。何度か、イスラエルの過激派が私たちのスタッフを銃で脅した。」
入植者たちはこの2ヶ月間、UNRWA本部の外で暴力的で挑発的な抗議行動を続けてきた。
1950年以来、パレスチナ難民や国内避難民の支援活動を続けている国連機関。教育、医療、その他のサービスを提供している。近年は、世界的な活動に対する深刻な資金不足に悩まされている。
10月7日の攻撃後、イスラエルはUNRWA職員が攻撃に参加したと非難した。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム