イラン外相：抵抗枢軸はイスラエルにガザ侵攻を後悔させねばならない

https://thecradle.co/articles/resistance-axis-must-make-israel-regret-gaza-onslaught-iranian-fm

イラン政府高官は、カタールで行われたハマス政治局指導者との会談で次のようにコメントした。

2024年6月20日

イランのバゲリ・カニ暫定外相は6月20日、カタールでハマスの指導者イスマイル・ハニェと会談し、現在の戦争の取り組みについて話し合った。

バゲリ・カニは、レジスタンス・グループは、イスラエルにガザのパレスチナ人に対する侵略の代償を払わせるために、その能力を使うべきだと述べた。

「シオニストの侵略と犯罪の代償を払わせるために、あらゆる能力を発揮する必要がある。」 

彼は、イスラエル軍と戦うのは地上の軍の翼に限定されるべきではなく、政治指導者の責任でもあると指摘した。

イラン外交官は、抵抗は法的、政治的な領域で行われるべきであり、また公的な外交においても行われるべきであると述べた。

彼は、パレスチナの人々とパレスチナの抵抗勢力の戦士たちの不屈の精神を賞賛し、抵抗勢力をさらに支援するためのイランの政治的努力を示した。

ハニェはイランの支援を賞賛し、イスラム共和国の最高指導者であるアリ・ハメネイと国民の連帯に感謝した。

ハマスの指導者はまた、ハマスの立場が国連安全保障理事会の決議とジョー・バイデン米大統領の演説にある停戦条件と両立することを確認した。

現在までのところ、カタール、エジプト、アメリカが仲介するハマスとイスラエル間の停戦交渉努力は、イスラエルの捕虜解放を含む恒久的な停戦解決策に合意するには至っていない。 

会談でハニェは、レバノン、イエメン、イラクの支援戦線がパレスチナ情勢に好影響を与えていると賞賛した。

彼はまた、ヒズボラのハッサン・ナスラッラー事務総長の水曜日の演説が、ガザに対するイスラエルの戦争を止めるという抵抗戦線の断固とした目的を再確認したことを称賛した。

ハニェもバゲリ・カニも、大量虐殺を阻止し、包囲されているパレスチナ人に必要な援助を提供するために、イスラム世界をひとつにすることの重要性を強調した。