2024年6月21日金曜日

米国、防空をウクライナに振り向ける - ホワイトハウス

https://www.rt.com/news/599662-us-patriot-orders-on-hold-ukraine/

2024年6月20日 16:46

パトリオットやNASAMSのミサイルを待っている国々は、キエフのニーズが満たされるまで保留された。

キエフの防空を強化するため、アメリカはウクライナにパトリオットとNASAMSミサイルを、他国からの未決の注文よりも優先して納入すると、ホワイトハウスが木曜日に発表した。

ホワイトハウスのジョン・カービー国家安全保障通信顧問は記者団に対し、ロシアが秋から冬にかけてウクライナの送電網を狙い続けているため、キエフは現在、防空能力の追加を切実に必要としていると述べた。

現在、キエフには米国とドイツから提供されたパトリオット・システムが少なくとも4基ある。先月末、オランダはウクライナにもう1基の防空砲台を提供する共同イニシアチブを立ち上げ、他の数カ国に別々の構成部品を寄贈するよう呼びかけた。スペイン、ギリシャ、ルーマニア、ポーランドはパトリオットを保有しているが、今のところキエフへの提供を拒否している。

ウクライナのウラジミール・ゼレンスキーは、ここ数カ月ウクライナの都市に対するロシアの砲撃が激化するなか、少なくとも7基のパトリオットを追加で提供するよう西側の支援者に要請した。

フィナンシャル・タイムズ』紙は木曜日、ウクライナがロシアの空爆から自国を守るのに十分な量を確保するまで、迎撃ミサイルの需要が優先されると報じた。しかし、この記事の著者は後に記事を修正し、制限の対象はミサイルのみであるとした。

同紙によれば、ポーランド、ルーマニア、ドイツはすべて、アメリカのメーカーにパトリオット・システムを発注しており、NATO加盟国グループによる1000発のミサイルの未契約も1月にあったという。

火曜日、スイスのブリック紙は、ウクライナ紛争を理由とする不可抗力により、アメリカが同国へのパトリオット迎撃ミサイルの納入を延期したと報じた。スイス軍はその後、この報道が事実であることを確認した。

先週木曜日、イタリアで開催されたG7サミットの傍ら、ゼレンスキーとの共同記者会見に臨んだバイデン大統領は、アメリカの防空システムを期待している国々は待つ必要があると述べた。

米国の国家元首は、ウクライナのニーズが満たされるまで、我々が持っているものはすべてウクライナに提供すると説明した。

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