2024年7月1日月曜日

欧州の米軍基地、テロの脅威とやらで過去10年で最高レベルの警戒態勢

https://sputnikglobe.com/20240630/us-military-bases-in-europe-declare-highest-security-alert-in-a-decade-amid-terror-threats-1119196913.html

シュトゥットガルトを拠点とするアメリカ欧州軍司令部を含むヨーロッパのいくつかの米軍基地は、週末にテロの脅威が発生した可能性が高いため、警戒レベルを10年以上利用されていない部隊保護条件「チャーリー」に上げた。

欧州の米軍基地は、隊員の安全を脅かす可能性のあるいくつかの要因のために、隊員を保護するための警備努力を倍増していると、米軍当局者が日曜日にスプートニクに発表した。

「欧州戦域に駐留する米軍兵士とその家族の安全とセキュリティに影響を及ぼす可能性のある要因が重なったため、米欧州司令部は夏の間、警戒態勢を強化する努力を重ねている」と当局者は述べた。

メディアは先に、ドイツ、イタリア、ルーマニア、ブルガリアの米軍基地が、米軍兵士に対する差し迫ったテロ攻撃の可能性があるため、脅威レベルを引き上げたと報じた。

この警備強化につながった情報の詳細についてはまだ公表されていないが、パリ・オリンピックや現在ドイツで開催されているサッカーの欧州選手権などのイベントによって、ヨーロッパが潜在的なテロの脅威に直面しているときに、このような措置がとられた。

米欧州軍司令部のスポークスマンであるダン・デイ大尉は、海外にいる米軍コミュニティの安全に影響を与える可能性のある要因を評価するうえで、USEUCOMが継続的に警戒していることを強調した。

安全上の理由から具体的な安全対策は詳述されなかったが、司令部は隊員の安全確保に全力を尽くしている。

欧州の治安情勢は、サッカー選手権開催期間中の警備強化のため、ドイツに580人の国際警察官を配備するなど、重大な警戒態勢を敷いている。同様にフランスも、パリで開催されるオリンピックを控え、国家安全保障警戒態勢を3月以来の最高レベルに引き上げた。フランス当局は引き続き厳戒態勢を敷き、組織化されたグループと過激化した個人の両方からの脅威を監視しており、観光地や主要なスポーツ・文化イベントなどが標的となる可能性がある。

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