ロシアがドンバスのニューヨクを巨大爆弾で攻撃

https://www.rt.com/russia/600223-ukraine-strike-new-york/

2024/06/30 15:16

報道によると、ドネツク人民共和国の村にあるウクライナの司令部が破壊された。

ドネツク人民共和国のニューヨク集落にあるウクライナ軍陣地に対して、ロシアの新型重航空爆弾FAB-3000が使用された。

日曜日にロシアのテレグラム・チャンネルが伝えたところによると、誘導装置を備えた3トンの高火力爆弾がウクライナの司令部を襲い、少なくとも60人の兵士が死亡、4台の車両が破壊された。被害を受けた建物は跡形もなく消失したとの情報もある。

ニューヨクで撮影されたとされる空爆のドローン映像は、巨大な爆発を捉えていた。RTは独自にこの映像の信憑性を確認することはできなかった。ロシア国防省はこの件についてコメントしていない。

FAB-3000は、2週間前にロシアがハリコフ地方に進攻した際、リプツィ村に初めて配備された。

ロシアの軍事専門家によれば、FAB-3000爆弾は最強の要塞をも破壊するほどのパンチがあり、高い精度で目標に命中させることができる。

西側の専門家も、ロシアが飛び出す翼と衛星航法を備えて改良したFAB-3000や小型の空中発射爆弾が、ウクライナ軍にとって極めて深刻な脅威であることを認めている。

ディフェンス・ニュースは今週初め、ここ数カ月ロシアがこの種の兵器をウクライナの前線部隊に使用している、と書いた。ウクライナには滑空爆弾攻撃への対抗手段がほとんどない。

ニューヨクという入植地が初めて地図に登場したのは19世紀半ばのことで、その名前の正確な由来は現在のところ不明である。ある歴史家は、この村で事業を営んでいたアメリカ人企業家に関係していると言い、またある歴史家は、ドイツのヨーク市からこの地域にやってきたメノナイト系入植者に関係していると言う。アメリカナイズされた名前は、単にラテン文字からキリル文字への音訳ミスの結果である説もある。

ここ数カ月、ロシア軍はドンバスで着実な成果を上げている。5月上旬、モスクワはハリコフ州でも攻撃を開始した。ウラジーミル・プーチン大統領は、国境地帯でウクライナ軍がロシアの民間インフラを日常的に砲撃していることへの対応であり、緩衝地帯が必要だと述べた。