2024年6月29日土曜日

イエメン、アラブ海作戦で極超音速ミサイルを披露

https://thecradle.co/articles/yemen-shows-off-hypersonic-missile-in-arab-sea-op

サヌアはミサイルの現地生産で知られ、イランから重要な専門知識を得た

2024年6月27日

イエメン軍は6月26日、前日にアラブ海でイスラエル船を標的にした新型極超音速弾道ミサイルの映像を公開した。

イエメン軍の軍事メディアによると、極超音速弾道ミサイルHatem-2はインテリジェント制御システムを搭載しており、かなりの機動性があるという。イエメンの国産ミサイルは固体燃料で作動し、射程距離の異なる数種類のタイプがある。

水曜日にサヌアフ軍が公開したビデオと写真には、イスラエル船MSCサラ号に対してミサイルが使用されている様子が写っている。 

イエメン軍は6月25日、MSCサラへの攻撃を発表した。 

イエメン軍の海軍部隊は、アラビア海でイスラエル船(MSC SARAH V)を標的とした効果的な軍事作戦を実施した。この作戦は、試験運用が成功裏に完了した後に就役した新型弾道ミサイルで実施されたことを発表する」とイエメン軍のヤヒア・サリー報道官は声明で述べた。 

ミサイルの特徴は、今回の作戦で実証されたように、長距離を正確に目標に命中させる能力である。 

イエメンのサヌア政府軍(軍事的には抵抗運動アンサララと同盟を結んでいる)は、武器を現地生産していることが知られている。サヌア軍はソ連時代の武器備蓄もまだ保有している。

ワシントンをはじめとする西側諸国は、イランがイエメンのアンサララに武器を密輸していると非難している。イエメンは10年近くサウジ主導の厳しい封鎖下にあり、同国への武器輸入は困難を極めている。

5月29日付のタスニム通信の報道によれば、イエメンの対艦弾道ミサイルの製造には、イランの専門知識が重要な役割を果たしているという。 

タスニムによれば、昨年9月に首都サヌアで行われた軍事パレードで公開されたイエメンのムヒト・ミサイルは、イスラム革命防衛隊(IRGC)の故ハッサン・テフラニ・モカッダム准将が10年以上前に開発した、テヘラン初の国産対艦弾道ミサイルであるイランのカドル・ミサイルを直接モデルにしている。

 

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