EU、ハンガリー議長国資格剥奪の可能性
https://www.rt.com/news/600763-eu-orban-revenge-moscow/
2024年7月9日16:26
ビクトル・オルバンのロシア訪問はブリュッセルにとって羽目を外したと報じられている。
ビクトル・オルバン首相のモスクワ訪問をめぐり、欧州連合(EU)はハンガリーの議長国資格を剥奪する可能性があると、ポリティコEUが外交筋の話を引用して報じた。
欧州理事会の輪番議長国に就任し、「ヨーロッパを再び偉大にする(MEGA)」と宣言したオルバンは、ウクライナを訪問し、ウラジーミル・ゼレンスキーと会談した。その後、ロシアに赴き、キエフとブリュッセルで怒号が飛び交った。
EU加盟国はすでに、このモットーに苛立っていた。「プーチン大統領との会談は、ハンガリーの大統領職に永久に影を落とすことになる。このような会談があれば、大統領職は始まる前に終わってしまう。」
Politicoは、オルバンがグロゲー化したと評し、EU大使たちが水曜日の会合で、公的な非難だけでなく、ブダペストを抑制するための具体的な行動に移ると示唆した。
ブリュッセルではオルバンに対する政治的不支持が明確であると、別の匿名の外交官は述べ、大使たちは水曜日に具体的に何をすべきか議論していると付け加えた。
ドイツ・マーシャル基金のシンクタンク、ダニエル・ヘゲダス上級研究員は、「EUは数週間以内にハンガリーの大統領職を廃止できる」と主張した。彼は、ブリュッセルがポーランドの議長国就任を9月1日にずらし、ハンガリーの任期を短くすることで、オルバンの行動に否定的な結果をもたらすことができる、と一連の手順を示した。
そのためには欧州理事会で5分の4以上の賛成が必要となる。
オルバンは、EUを代表する権限がないという批判に対し、彼の和平ミッションは古典的な交渉ではないため、その必要はないと述べた。大国は紛争を終わらせることができるかもしれないが、ハンガリーは平和を促進するために神の手の良い道具になれる、とハンガリーの指導者は先週の金曜日に国営ラジオで語った。
ハンガリーは長い間、EUのウクライナに対する無条件の支援に批判的な数少ないEU加盟国のひとつであり、ブリュッセルに和平を推進するよう求めてきた。ブダペストは、キエフの武器購入資金計画を阻止し、ウクライナ軍の訓練プログラムへの参加を拒否し、自国領土を経由したウクライナへの武器や装備の通過を拒否してきた。
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