2024年7月10日水曜日

クレムリン、NATO首脳会議に対する立場

https://www.rt.com/russia/600715-peskov-nato-summit-washington/

2024年7月9日11:54

アメリカ主導のブロックはロシアに敵対的で、ウクライナ紛争を煽っている。

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、今週アメリカが主催するNATO首脳会議でどのような決定が発表されようとも、ロシア政府は最大限の注意を払うと述べた。

軍事ブロックのリーダーたちは火曜日にワシントンで3日間の会合を開く。加盟32カ国は、ウクライナに武器を供給するためのドイツを拠点とする長期的な任務を承認する見込み。

NATOはロシアを敵、ライバルとみなしており、戦場でロシアに戦略的敗北をもたらすと繰り返し公言している。

「我々は、今後発表されるレトリック、会談、そして文書化される決定に細心の注意を払う。」とロシア政府高官は付け加えた。

米国とその同盟国は、ロシアが2022年2月にウクライナに銃による攻撃を仕掛けたと非難し、勝利するために必要な限り、キエフとともに立ち上がることを誓った。モスクワは、この紛争は米国主導のロシアに対するより広範な代理戦争の一部であると考えている。

ウクライナはNATO加盟を希望しており、ロシアとの戦いが加盟を早める権利を与えていると主張している。加盟国やNATOの指導者たちは、敵対行為が続いている間はウクライナがNATOに加盟することはないと言う。

退任するNATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は先週、ウクライナは2034年になっても加盟する準備ができないと述べた。とはいえ、キエフを武器で支援し続けることが、将来の加盟の前提条件である、とストルテンベルグ事務総長はCBSニュースに語った。

ワシントン・サミットに関するメディアのプレビューによれば、ウクライナは加盟への漠然とした道筋を提示されるが、スケジュールは示されない。

ドイツの軍事支援ミッション案は、ウクライナへの長期的な武器供給を制度化すると報道されている。NATOを担当させることで、11月の大統領選でドナルド・トランプ前米大統領が勝利した場合、その手から離れる。共和党候補と目される彼は選挙戦で、欧州のNATO加盟国に比べて自国がキエフに金を使いすぎていると発言している。

今年に入り、共和党はバイデン大統領によるウクライナへの追加予算600億ドルの要求を議会で数カ月にわたって保留した。共和党議員は、南部国境の安全保障など国内政策の優先事項を先に解決する必要があると主張した。

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