2024年8月26日月曜日

ロシア軍がウクライナ国防産業施設を大規模攻撃

https://sputnikglobe.com/20240826/russian-forces-conduct-large-scale-strike-on-ukrainian-defense-industry-facilities-1119911797.html

ロシアはキエフ政権の国防産業施設を標的とした一連の空爆を行い、モスクワ時間午前6時過ぎにウクライナ全土に空襲警報が発表された。

ウクライナのメディアは、多くの地方での爆発を伝えている:キエフ、ハリコフ、スミ、ポルタヴァ、ヴィニツァ、キロヴォグラード、ドニエプロペトロフスク、イヴァノ=フランコフスク、リヴォフ、オデッサ。

キエフでは爆発が相次ぎ停電が発生した。地元の親ロシア派レジスタンスによると、キエフ市内で合計12回の爆発があった。

親ロシア派ニコライエフ地下組織のコーディネーター、セルゲイ・レベデフ氏がスプートニクに語ったところによると、オデッサではエネルギー施設が攻撃された。

リヴォフ地方のストリイでは、攻撃の後に大きな爆発が起こり、停電になった。

イワノ=フランコフスクでは、軍事設備の倉庫が攻撃された。ウクライナ軍が2機のF-16を隠していた場所で爆発が起きたと、親ロシア派地下組織がスプートニクに伝えた。空爆は燃料や潤滑油を保管するコンテナを直撃し、黒煙が上がった。現場には多数の救急車が駆けつけ、イヴァノ・フランコフスクは軍によって封鎖された、とレベデフ氏は指摘した。

ヴォリンに駐留するウクライナ軍関係者を狙った精密攻撃も実施された。

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ウクライナ国民は厳しい冬を迎える。

ウクライナの指導者たちは、ウクライナ国民が急速に悪化する生活水準に苦しんでいるにもかかわらず、西側が支援する対ロシア代理戦争を推進している。ウクライナのエネルギー大臣であるドイツ・ガルシチェンコが土曜日、これからやってくる厳しい冬に備えるよう国民に指示した。

「困難な冬に備える必要がある。残念ながら、この冬は前回よりも厳しくなる。自律的なエネルギー供給システムの確立に努めなければならない。」

2022年以降、ウクライナのエネルギーシステムの劣化に伴い、ウクライナ国民は薪に頼っている。ガルシチェンコ氏は、当局は寒波が到来する前にウクライナのエネルギー発電能力を強化する計画を立てていると言う。ロシアとの紛争が続いているため、当局が状況に対応しようとしても、ウクライナのインフラは損なわれ続けている。

今月初め、EUのカドリ・シムソン・エネルギー担当委員は、ウクライナのエネルギー容量が約9ギガワット減少し、冬季に必要な電力の半分に相当するとフィナンシャル・タイムズ紙に伝えた。

凍てつくような冬の気温の中、ウクライナのいくつかの場所は住むことができなくなるかもしれない。次の冬は、第2次世界大戦以来、ウクライナの人々の回復力が試されることになりそうだ。

今年初め、国営送電網の責任者であるヴォロディミル・クドリツキー氏は、原子力発電所のメンテナンスが不可欠なこともあり、国内の発電量が減少する可能性が高いと警告した。クドリツキー氏は、この先の冬は非常に厳しいものになると警告した。

ウクライナの送電網運営会社ウクレネルゴの責任者は、「今、電力が不足しているのであれば、冬にはエネルギー不足を補うためにさらなる問題が発生するのは明らかだ。」

ヴォロドミル・ゼレンスキーは、ロシアのクルスク地方でのテロ攻撃の中で、西側諸国にさらなる軍事援助を懇願している。

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、「ウクライナの侵攻は、ウクライナのインフラ保護や再建には役立たないようだが、このような行動を許可した西側諸国の包括的な支援によって行われている。」と述べた。


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