2024年8月31日土曜日

ゼロヘッジ:プーチン大統領はICC加盟国モンゴルを訪問するが逮捕されない

https://www.zerohedge.com/geopolitical/putin-visit-icc-signatory-country-it-wont-arrest-him

2024年8月30日(金) - 午前07時30分

国際刑事裁判所(ICC)を管理する条約で、ハーグに本部を置く裁判所が発行した令状に従うことを加盟国に義務づけている。

来週プーチンが訪問するのは、南の隣国モンゴルである。近年、モンゴル、ロシア、中国は3カ国安全保障サミットを開き、共通の関心事について協力している。

昨年3月、ウクライナでの戦争犯罪と人権侵害を監督した疑いでICCがロシア指導者に逮捕状を発行したことを受け、プーチンは法的に逮捕義務のある国を初めて訪問する。

クレムリンによれば、今回の訪問はモンゴルのウフナアギン・フレルスフ大統領の招待による。プーチンが滞在している間、両首脳は1939年のハルキン・ゴルの戦いでソ連・モンゴルが日本に勝利したことを記念する式典に出席する。

クレムリンは、「両首脳は、ロシアとモンゴルの包括的戦略的パートナーシップのさらなる発展の見通しについて協議する」と発表した。地域アナリストのサミュエル・ラマニは、「今回の訪問の目的は、中国とのパワー・オブ・シベリア2パイプラインを推進すること」と書いている。

モンゴルは長い間、ウクライナの戦争問題については中立を保っていると声高に主張してきた。モンゴルとロシアは長い間、地域の緊密な同盟国でもあり、今週も合同軍事演習を行った。

2023年8月、プーチン大統領は南アフリカのヨハネスブルグで開催されたBRICS首脳会議を欠席することを決定した。

これはシリル・ラマフォサフ大統領府との「相互合意」によるもので、当初予定されていたロシア指導者の訪問が、ルマフォサ政権にとって大論争の火種となったことが主な理由だった。モスクワは代わりにセルゲイ・ラブロフ外相をBRICSサミットに派遣した。

シリル・ラマフォサフ大統領府は、プーチンは相互の合意により会議に出席しないと発表し、代わりにロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が訪問すると付け加えた。プーチンはその後、BRICSの主要国であるインド、中国、ブラジルの首脳が出席したフォーラムで、ビデオリンクを通じてスピーチを行った。

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