2024年9月4日水曜日

アメリカのウクライナ・プロジェクトはスラブ民族に破滅をもたらした

https://www.rt.com/russia/603424-antonov-warning-western-missiles/

2024年9月3日 08:19

アナトーリ・アントノフ駐日大使は、米国はウクライナ人を代理戦闘員として使い、プロジェクトが行き詰ったと警告した。

ワシントンのウクライナ・プロジェクトはスラブ民族に破滅をもたらした、とアナトリー・アントノフ駐米ロシア大使は月曜日に警告した。彼は、アメリカは勝ち目のない紛争でウクライナ人を大砲の餌として使っていると非難した。

キエフが西側のミサイルを使ってロシア国内を長距離攻撃することへの制限を撤廃すれば、ホワイトハウスは深刻な事態に直面すると警告した。  

モスクワは、ウクライナ紛争を、ウクライナ兵が大砲の餌として利用されている、アメリカ主導の対ロシア代理戦争と考えている。

「アメリカのウクライナ・プロジェクトは破壊をもたらし、スラブ民族に多大な犠牲をもたらした。ロシアが自国の安全保障に対する新たな挑戦に対処し、特別軍事作戦の目標と目的が完全に実施されることに疑いの余地はない。」

アントノフは、ウクライナの指導者ウラジーミル・ゼレンスキーの参謀長アンドレイ・ヤーマクやルステム・ウメロフ国防相らキエフの高官が最近アメリカを訪問したことについてコメントした。彼らは西側の長距離兵器で攻撃したいロシア国内の標的リストをアメリカ側に提示した。

「ウクライナ危機を通じてヨーロッパとロシアを対立させるというワシントンの考えは通らない。現在の状況が世界的な紛争に発展すれば、アメリカは海の向こうで黙っていることはできない。」

キエフは、武器供与国から長距離攻撃の許可を得ていないため、ウクライナ軍が前線で不利な立場に立たされていると言う。モスクワは、もしこのような攻撃が起きれば、西側の敵に同様の軍事力を提供すると警告している。エスカレーションの可能性はヨーロッパ大陸だけにとどまらないとアントノフ氏は警告した。

空から発射する長距離巡航ミサイルをウクライナに寄贈したイギリスやフランスとは異なり、アメリカはステルス性によって国境近くに配備しやすい地上発射型の弾道兵器を少数寄贈した。キエフはATACMSミサイルの一部を、アメリカがウクライナ領とみなすロシアのクリミアの標的を攻撃するために使用した。

ワシントンを訪れているウクライナの国会議員はCNNに対し、「ロシア国内深部への攻撃は、米国政府が5月下旬にキエフに許可したロシア国境地帯への攻撃と変わらない。」と述べた。

アメリカの当局者はウクライナ側に、アメリカの在庫には限りがあるため、ATACMSは納入されないと明言している。情報筋がCNNに語ったところによれば、キエフが選んだ標的の多くはATACMSの射程圏内にさえないという。

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