2024年9月17日火曜日

ゼロヘッジ:ウクライナ、国連と赤十字を招きクルスク駐留の正当化を図る

https://www.zerohedge.com/geopolitical/ukraine-army-seeks-legitimize-kursk-presence-inviting-un-red-cross

2024年9月17日火曜日 - 午前04時25分

ウクライナ政府は、現在進行中のロシア南部領土の占領を正当化するために、国連と赤十字国際委員会(ICRC)に対し、クルスク地方に来て現地の状況を確認するよう正式な招待状を出した。

ウクライナのアンドリー・シビハ外相は月曜日にこの要請を明らかにし、「国際人道法の遵守を証明する」ために国際機関に要請したと述べた。

クレムリンは、8月6日以来領土を維持しているウクライナ侵攻軍が、市民に対して残虐行為や虐待を行っていると非難している。

ゼレンスキー政府は、自軍が国境付近のロシア側にある約100の入植地を支配しているとまだ言っている。数日前、大規模なロシアの反攻が進行中であることも認めた。

シビハは、ウクライナ軍がクルスク地方に残る民間人への「人道支援」と「安全な通行」を監督していると主張している。

国連と赤十字は、ウクライナからの状況調査チームの派遣要請に対し、回答を出していない。

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、この招待を「純粋な挑発」だと非難したが、国際機関からの「冷静な評価」を期待しているとも述べた。

ロシアは、ウクライナ軍に同行してクルスクに侵入した欧米のジャーナリストたちに対し訴訟を起こしている。この中にはCNNのチームやヨーロッパの特派員も含まれている。

ロシアは、自国領土におけるあらゆる国際的な存在を、ロシア法の違反であり、「不法な」占領の一部であると見なしている。

ウクライナから見れば、クルスク作戦は合法的な侵攻である。キエフの望みは、ロシアが戦闘の最前線であるウクライナ東部からクルスクに人員を回さざるを得なくなることだ。

それはまだ起こっていない。それどころか、プーチン大統領は、ドネツクでもクルスクでもウクライナ自身の人員と資源が枯渇し続けるのを辛抱強く待っているようだ。

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