2024年10月30日水曜日

ロシア、米国のスパイ容疑で男性に判決

https://www.rt.com/russia/606673-fsb-citizen-convicted-treason/

2024/10/29 12:14
フィルズ・ダドボエフがCIAに機密文書を渡そうとした罪で有罪
ロシアとタジキスタンの二重国籍者であるフィルズ・ダドボエフが、アメリカのためのスパイ行為で有罪となり、モスクワ市裁判所は13年以上の禁固刑を言い渡したと、ロシア連邦保安局(FSB)が火曜日に発表した。
FSBの声明によれば、47歳の彼はモスクワの民間企業でITスペシャリストとして働いていた。FSBの発表によれば、ダドボエフ容疑者は仕事中に機密文書にアクセスし、それをアメリカ中央情報局(CIA)に渡そうと計画していた。
ダドボエフが、違法に入手した国家機密を構成する情報を、犯罪意図に導かれ、米国情報機関の代表者に渡すことを意図していたことが立証された。この目的のために、彼はCIAと接触した。
この男は2022年10月、入手した文書をCIAに渡そうとしてFSBに拘束された、とFSBは付け加えた。逮捕後、ロシア連邦保安庁は彼をロシア刑法第275条に基づき、最高刑が無期懲役となる大逆罪で提訴した。
その後、ダドボエフは罪を認め、自分の行動を反省している。月曜日、ダドボエフには13年6ヶ月の極刑と30万ルーブル(3,070ドル)の罰金が言い渡された。
FSBは、彼が米国に渡そうとしていた文書の内容については明らかにせず、CIAとの接触者が逮捕されたかどうかについても言及しなかった。
今月初め、同局はウクライナ保安局(SBU)のために働いているとされる別の外国人諜報員を逮捕したと報告した。名前は明かされていないが、51歳のロシア国籍の男が、SBUの命令で運び屋の仕事をしたとされ、クリミアで逮捕された。捜査は継続中で、FSBによれば、容疑者は外国との秘密協力の罪で3年から8年の懲役刑に処される。

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