ロシア国防省によるウクライナの長距離攻撃への報復
https://www.rt.com/russia/608371-response-ukrainian-long-range-strikes/
2024/11/28 21:16
キエフ軍のミサイルや無人機の運用を支援する外国人教官を標的にするとモスクワが発表した。
ウクライナが西側から供与された長距離兵器を使用して国境を越えた攻撃を行ったことに対し、ロシア軍が一連の報復攻撃を開始したと、モスクワ国防省が木曜日の声明で発表した。
同省がテレグラムで伝えたところによると、ロシア軍はATACMSの発射基地や、外国人指導員や傭兵を受け入れている施設を攻撃した。この攻撃は、キエフが先週、国際的に承認されたロシアの領土を標的に西側の武器を使用したことに対抗して行われた。
先週の木曜日、ウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナ軍がロシアのブリャンスク州とクルスク州の標的に英国製のストームシャドウと米国製のATACMSミサイルを発射したと発表した。
大統領によれば、クルスク州の司令部に対する攻撃で、施設を警備していた軍に死傷者が出たものの、攻撃はほとんどがロシアの防空システムによって撃退された。
これに対し、ロシア軍は11月25日、ウクライナ北部のスミ州で、米国製ATACMSミサイルを発射可能なミサイル発射装置5基を1回の攻撃で破壊したと同省は発表した。
声明によれば、4発のイスカンダルミサイルによる直接攻撃で、米国が寄贈した装備品と少なくとも30人の要員が破壊されたという。ウクライナの装備の損失は、3つのHIMARSミサイルランチャーと2つの古いMLRSシステムを含んでいると報告されている。同省はまた、空爆のビデオも公開した。
11月25日と26日に行われた一連の攻撃で、モスクワ軍は、ウクライナの実験的弾道ミサイル発射装置Grom-2 2基と対艦ミサイルシステムNeptunを破壊した、と同省は述べた。イスカンデル弾道ミサイル攻撃は、外国人を含む、これらのシステムを操作する軍事専門家を収容する施設も標的とした、と同省は付け加えた。
同省によると、11月25日、ハリコフ市で悪名高いクラーケンウクライナ民族主義部隊が使用していた司令部をミサイル攻撃した際、米国を中心に最大40人の戦闘員が排除された。
オデッサ市のウクライナ特殊部隊司令部をイスカンデルが攻撃し、海上ドローン操縦士や少なくとも9人のフランス人教官や技術専門家を含む70人以上の軍人が死亡した。
11月28日、ロシアはまた、ウクライナの防衛産業施設とそれに電力を供給するエネルギーインフラを標的とした大規模な複合攻撃を開始した。同省によると、この攻撃には約90発の各種ミサイルと100機以上のドローンが使用され、合計17の施設が標的となった。
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