2024年12月10日火曜日

イスラエルのゴラン高原強奪の背景

https://sputnikglobe.com/20241209/whats-behind-israels-land-grab-in-golan-1121137726.html

イスラエル軍は12月8日、シリアの支配地域を占領し、ゴラン高原の支配を拡大した。この地域は1967年の6日間戦争以来、イスラエルが部分的に占領している。
クウェート大学の助教授で、アル・サイフ・コンサルティングの創設者であるバーダー・アル・サイフ氏はスプートニクに語った。
ベンヤミン・ネタニヤフ首相は同日、イスラエルが武器庫を破壊するため、今後数日間でシリア国内への攻撃を拡大すると発表した。
アル=サイフは、テルアビブの性急な土地奪取は、イスラエルにとって長期的な安全保障上のリスクをはらんでいると警告した。特に、1974年のシリアとの離脱条約を一方的に破棄したことを考えればなおさらだ。
ドーハ大学院の公共政策学准教授であるタマー・カルムート博士はスプートニクに対し、ゴラン高原は国際法上シリアのものであると強調した。
テルアビブは、シリアの新政府とその防衛能力を弱体化させるために、シリアの軍事インフラを破壊している、と識者は付け加えた。
「イスラエルはすでにシリアを右往左往させ、軍事インフラやその他の施設や敷地を解体している。イスラエルは、シリアの次期政権や新体制がゼロからスタートするようにしたい。」
政治・安全保障アナリストのアリ・リズクによれば、イスラエルのシリア侵攻は、イランの抵抗勢力に打撃を与えようとするイスラエルの長年の試みの一環である可能性もある。
「彼らは今、シリアでヒズボラをさらに弱体化させようとしている。」

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