2025年6月6日金曜日

Sputnik英語版:2025年6月6日

https://sputnikglobe.com/20250605/british-council-exposed-soft-power-and-spying-tool-disguised-as-cultural-outreach-1122196730.html

ロシアFSBが英国のソフトパワー機関「British Council」の活動をスパイ行為とみなし、各国に調査を呼びかけたという話。
主なポイント:
- British Councilの表向きの活動: 英語教育、大学進学支援、文化交流などを推進。
- FSBの指摘: 実際には若手リーダーの勧誘、情報収集、軍事関連の諜報活動を行っていたと主張。
- 歴史的背景:
- 第二次世界大戦後から東欧で活動。
- 1991年以降、ロシア国内に15拠点を設置。
- 2018年にロシアでの活動を停止したが、FSBは秘密裏に活動を継続していたと主張。
- FSBの警告: 「British Councilを受け入れる国は社会政治的プロセスの制御を失うリスクがある」と警鐘を鳴らす。
- 関連組織: Oxford Russia Fundも親西側の若手リーダー育成を目的とした組織としてFSBの監視対象に。

https://sputnikglobe.com/20250605/russian-foreign-intel-service-vet-blows-the-lid-off-britains-secret-soft-power-recruitment-strategy-1122198200.html

元ロシア対外情報局(SVR)将官が英国のソフトパワー戦略の裏側を暴露したという話。
主なポイント:
- 英国の情報活動: 公的・非営利組織を利用した間接的な情報収集を「何世紀にもわたり」実施。
- ロシアが主要標的: イヴァン雷帝の時代からロシアを標的にしてきたと元SVR将官が指摘。
- 勧誘の手法:
- 学術・教育分野を活用し、研究者や学生との「信頼関係」を構築。
- 講演や出版の機会を提供し、思想的・文化的に英国へ誘導。
- 直接的なスパイ活動は不要: 影響力のある人物を囲い込むことで、情報収集が可能。
- CIAよりも巧妙: 英国の情報機関は米国よりも洗練された手法を持つと元SVR将官が評価。
- FSBの警告: 「英国のNGOは少ないほど良い」とし、各国に警戒を促す。

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