UNZレビュー:2025年7月18日要約
https://www.unz.com/runz/a-forceful-russian-response-to-nato-recklessness/
NATOの無謀に対するロシアの強硬な反応ー西側同盟を揺るがす戦略的一撃の可能性
Ron Unz(2025年6月30日)
?イスラエル・イラン戦争の陰で起きた“核三本柱”への攻撃
- イスラエルがイランに奇襲を仕掛け、米国も核施設への爆撃で参戦。
- その混乱の裏で、ロシアの戦略爆撃機部隊(核抑止の三本柱の一つ)がウクライナのドローン攻撃を受けたという衝撃的な事件が発生。
「スパイダーウェブ作戦」ウクライナの主張と実態
- ウクライナは「ロシアの核爆撃機の3分の1を破壊した」と宣言。
- 実際の損害は10?15%程度とされるが、核保有国の戦略兵器が直接攻撃されたのは史上初。
なぜ露軍は“無防備”だったのか?
- 米露間の核軍縮条約により、爆撃機は衛星から見えるように露天配置が義務付けられている。
- つまり、条約遵守が逆に脆弱性を生んだという皮肉な構造。
核報復の可能性とロシアの抑制
- ロシア軍事ドクトリンでは、核兵器への通常攻撃は核報復の正当理由となる。
- しかしプーチン政権は冷静に対応し、民間施設への攻撃を「テロ」と非難しつつ、通常兵器による報復にとどめた。
西側の関与と“見えない手”
- このような高度なドローン作戦は西側の諜報支援なしでは不可能とされる。
- ラヴロフ外相は「英国が直接関与」と断言。
- 米国の関与を避けたのは、外交的断絶を避けるための配慮と見られる。
米国の“謎のドローン群”と作戦準備
- 作戦準備は18か月前から始まっていたとウクライナ側が主張。
- その時期、米東海岸で謎のドローン群が目撃され、後に米軍の機密作戦と判明。
- つまり、米国が作戦の技術検証をしていた可能性が高い。
プーチン暗殺未遂と核攻撃の連動性
- 攻撃直前、プーチンのヘリがドローン群に襲われたとの報道も。
- 核戦力への攻撃と暗殺未遂が連動していた可能性がある。
現実はスパイ映画より奇なり
- ロン・アンズ氏は「ハリウッド映画でも見たことがないほど無謀な展開」と指摘。
- 冷戦時代ですら、核三本柱や国家元首への直接攻撃は描かれなかった。
ロシアの軍事優位は“メディアの防壁”に阻まれている
Ron Unz(2025年6月30日)?後半部分の考察
スコット・リッターの予測と現実の乖離
- リッター氏は「プーチンが極超音速ミサイルでウクライナを壊滅させ、ゼレンスキーと議会を殺害する」と予測。
- しかし実際には、ロシアは従来通りのドローン・ミサイル攻撃を継続するのみで、決定的な報復は行われていない。
NATOの反応と軍事支出の急増
- NATO諸国はGDPの5%を軍事費に充てると宣言(非現実的だが象徴的)。
- ドイツのメルツ首相はタウルス巡航ミサイルによるロシア本土攻撃を示唆。
- 後に方針を修正し、ウクライナ国内でのミサイル製造支援に切り替え。
ロシアの報復が弱ければ、挑発は繰り返される
- プーチン暗殺未遂や核戦力への攻撃が繰り返される可能性が高い。
- イラン軍幹部へのイスラエルの奇襲とロシアへの攻撃が構造的に類似している。
ロシアの軍事力は“現実”では優位
- 世界最大の核兵器保有国であり、極超音速兵器の技術でも米国を凌駕。
- 新型「オレシュニク」ミサイルは通常弾頭でも核並みの破壊力を持つ。
しかし“認識”では劣位?西側のメディア支配
- 米国と同盟国は世界的なメディア支配力を持ち、“現実の認識”を操作できる。
- この“認識の武器”が、ロシアの軍事優位を政治的に無効化している。
メディアによる“防壁”が戦略的抑止を遮断
- 核兵器の抑止力は、相手がその力を認識してこそ意味を持つ。
- しかし、メディアによって“ゾンビ化”された認識では、銃口の脅威も通じない。
結論:ロシアが優位を活かすには“認識の突破”が必要
- ロシアの軍事技術がどれほど優れていても、西側の“認識防壁”を突破しない限り、政治的効果は限定的。
- 極超音速兵器が防空網を突破できても、メディア防壁を突破できなければ意味がない。
ノルドストリーム破壊と“産業テロ”の隠蔽
- ドイツ経済の生命線だった**ロシア産天然ガスのパイプライン(ノルドストリーム)**が爆破され、米国高官は「海底の金属くず」と嘲笑。
- ジャーナリストのシーモア・ハーシュ氏が米国の関与を暴露し、国連安保理でも議題に。
- しかし西側メディアは「ウクライナの活動家がヨットで爆破した」という荒唐無稽な説を流布し、大半の欧州市民は真相を知らないまま。
ウクライナ戦争の“語られ方”の歪み
- 1991年以降、ウクライナはロシアとNATOの緩衝地帯だったが、2014年の西側支援による政変で親露政権が崩壊。
- クリミアの併合とドンバスの分離は、ロシアの安全保障上の反応だったとUnz氏は主張。
学者たちの警告とメディアからの排除
- ジョン・ミアシャイマー教授は2014年に「欧州で戦争が起きる」と警告。2022年以降、講演動画は3,000万回再生。
- ジェフリー・サックス教授は、ウクライナ政策の内幕をタッカー・カールソンとの長時間インタビューで語る。
- 彼らを含む多数の専門家(マクレガー、ドクトロウ、リッター等)は主流メディアから排除され、ポッドキャストで発信。
“完全に無謀”な西側の挑発とロシアの抑制
- ロシアの核戦力やプーチン暗殺未遂への報復が弱ければ、挑発は繰り返される。
- しかし、強烈な報復を行えば、西側メディアが“非道な虐殺”として描き、ロシアを完全に悪魔化する。
結論:軍事力より“語りの力”が戦略を左右する
- ロシアが軍事的に優位であっても、西側メディアが“現実の認識”を操作することで、その優位性は政治的に無効化される。
- つまり、極超音速兵器が防空網を突破しても、メディアの防壁を突破できなければ意味がない。
NATOはすでに戦争当事者
- ウクライナへの兵器・資金・情報・人材の全面支援により、NATOは国際法上すでに“共参戦国”。
- ロシアは報復を控えてきたが、その慎重さが逆に西側の挑発を助長している。
ロシア vs NATOの構造的格差
| 指標 | NATO | ロシア | 比率 |
| 人口 | 約10億人 | 約1.38億人 | 約7倍 |
| 軍事費 | 約1.3兆ドル | 約1450億ドル | 約9倍 |
| GDP | 約50兆ドル | 約2兆ドル | 約25倍 |
※PPP換算や中国の加勢を考慮しても、欧州戦域ではロシアが孤立。
ロシアの軍事力は“使えない”構造
- 使えば“戦争犯罪”として描かれるため、抑止力が無効化されている。
- NATOはロシア本土を攻撃しても“安全地帯”にいる構造。
NATOの空軍優位は“初撃で崩壊”する可能性
- ロシアの極超音速ミサイルで欧州の空軍基地は壊滅。
- 米空母も撃沈可能で、西側の空軍力は数時間で無力化される可能性。
しかし“メディアの防壁”が現実を遮断
- 西側メディアがロシアの軍事優位を認識させない構造。
- よって、実力を示すには“認識を突破する演出”が必要。
提案:NATO本部への“予告付き非殺傷攻撃”
- ロシアは3日後の正午にブリュッセルのNATO本部を極超音速ミサイルで攻撃すると宣言。
- 避難時間を与え、人命を守ることで“非殺傷の意図”を示す。
- NATOは自慢の防空システムで迎撃する機会を得る。
成果と政治的インパクト
- HQが破壊されれば、ロシア兵器の優位性が世界に可視化。
- 西側の軍事同盟の信頼性が崩壊し、NATO解体の契機になる可能性。
- 米空母撃沈の予告が続けば、ドルの信用・政権の安定にも影響。
結論:鉄拳にベルベットの手袋を
- **人命を守りつつ、軍事力を誇示する“演出型報復”**が最も効果的。
- ソ連崩壊のように、血を流さずにNATOを終わらせる可能性もある。


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