2025年8月25日月曜日

SONAR21:誰に忠誠を誓うのか?

 「誰に忠誠を誓うのか?」(Larry C. Johnson, 2025年8月24日)
以下の動画が事実なら、ドナルド・トランプと彼の「アメリカ・ファースト」への表向きの忠誠に対する痛烈な告発になる。いや、トランプはアメリカを“セカンド”にしている。
米陸軍のジョナサン・エストリッジ軍曹(軍歴20年)は、SNSで反イスラエル的な投稿をしたことで調査対象になっているという。彼は「国家安全保障上の脅威」として調査されていると告げられたそうだ。
エストリッジ軍曹は「自分は憲法を守る誓いを立てた」と語る。米軍が誓うその宣誓には、イスラエルの名はどこにも出てこない。

ラヴロフのNBCインタビューについて
ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相がNBCのインタビューに応じたことに興味をそそられた。
インタビューを担当した女性は台本通りに進めていて、ラヴロフの発言を実際には聞いていなかった。
ラヴロフ氏は、クリステン・ウェルカーによる“尋問”のような質問にも冷静かつ的確に対応した。
彼は、次回はモスクワで直接インタビューをするよう彼女に招待までしていた。

アラスカ・サミット後の西側の現実
アラスカ・サミットと、トランプがワシントンでウクライナのゼレンスキーおよび欧州の“七人のポン引き”と会談した後の騒ぎが落ち着いた今、西側では「和平合意は差し迫っていない」という認識が広がっている。
ラヴロフは、ロシアの立場を詳細に説明しており、それは私がこのブログで何度も紹介してきた内容だ。

プーチンとゲーム理論
プーチン大統領がトランプとの正常な関係を望んでいるのは理解できるが、私は、ロシア政府に対するディープステートの憎悪の深さを彼が理解していないのではないかと懸念している。
ウクライナを軍事的に破壊する以外に、西側が外交的解決に応じる可能性はない。
プーチンがゲーム理論の信奉者かどうかは知らないが、最近のロシアの行動はその原則を応用しているように見える。

ゲーム理論が示す戦略
害意を持つ相手との交渉において最善の戦略は、抑止力、信頼できる脅威、そして自制のバランスを取ることにある。
主なポイントは以下の通り:

- 信頼できるコミットメント:脅威や約束は、相手が実行されると信じる必要がある。信頼性がなければ、脅威は無視され、交渉は崩壊する。
- 報復的応答(Tit-for-Tat):相手の行動に応じて協力または報復することで、攻撃的行動にコストを課し、協力を促す。
- 意思表示と評判:意図を明確に伝え、決意と抑制の両方を示すことで、誤ったエスカレーションを防ぎつつ、自国の利益を守る。
- 将来の影響と繰り返しの関係:交渉を長期的な関係の一部として捉えることで、裏切りや攻撃の抑止につながる。
今週ロシアが西ウクライナの米国所有の工場(ドローン部品製造)を攻撃したのは、報復の一例だと考えている。
要するに、ゲーム理論はプーチンに対し、強硬さと自制のバランスを取り、報復の脅威を信頼できる形で示しつつ、協力の余地を残すよう助言している。

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