https://www.youtube.com/watch?v=ks7xw5Fcxpw
ダニエル・デイビスの語り:
核戦争……そんなもんは過去の話、第二次世界大戦とか広島・ナガサキ、あるいは冷戦初期のあの有名なキノコ雲の映像の中だけの出来事やと思われとる。1962年のキューバ危機の時みたいに、核戦争が起きるのを恐れて学校の机の下に潜り込む訓練をしとった……そんなんはもう「昔のこと」なんやろうか?
それとも、俺たちが今抱えとる問題の一部なんやろうか? つまり、「そんなことはもう二度と起きない」「1962年に起きなかったんだから、今は大丈夫だ」「俺たちの核兵器が抑止力になって、誰も使いはしないから安心だ」……そう思い込んどること自体が問題なんやないか?
最近の番組でも何回も紹介してきたけど、非常に著名で資格のある四つ星将軍や三つ星将軍、あるいは元閣僚の連中が、「心配することはない」「プーチンが核兵器を使うわけがないから、ゆっくり休め」なんて抜かしとる。
でもな、よう聞いてくれ。ここ最近起きてることは、人々の目を覚まさせ、「核の可能性は非現実的な話じゃない」と酔いを冷めさせるに十分な出来事なんや。実際にそれが実現するかどうかは、俺たちがこれから数週間のうちに、トランプが1月20日に就任する前に何をするかにかかっとる。
プーチンは、アメリカやイギリスといった西側の行動に対して報復措置をとった。これが事態を大きくエスカレートさせたんや。ロシアはまず、核兵器使用の閾値を下げる話を出し、その直後に「新型ミサイル」をウクライナに向けて発射した。
最初はICBM(大陸間弾道ミサイル)だと言う奴もおったし、後でIRBM(中距離弾道ミサイル)だと訂正された。でもな、中身がどうあれ、戦争で初めて使われた「新型兵器」であることに変わりはない。
俺たちは、一体何が配備され、それがどんな影響を及ぼすのかを正確に突き止めたいと思っとる。そして、この件を議論するのに、MITのテッド・ポストル教授以上の適任者はおらん。中東の件でも何度も出演してもらったけど、教授はこの分野の第一人者や。
【教授登場】
ダニエル: 教授、番組へようこそ。
ポストル教授: ああ、また呼んでもらえて嬉しいよ。もっとも、自分が完全に事態を把握しとる(On top of it)とは思わんけどな。ただ、いくつか興味深い話はできると思う。
ダニエル: いやいや、教授は主流メディアや他のどんな「自称専門家」よりもよっぽど事態を掴んでるわ。奴らは箇条書きのポイントを読み上げるだけで、分析なんて何もしとらん。教授の知識には本当に感謝しとる。
ポストル教授: 残念ながら、ああいう「いわゆる専門家」は、はっきり言って偽物や。奴らは何もわかっとらん。実際、当局の人間ですら、インテリジェンス(情報機関)から何も聞かされてへんのやないかと疑っとるよ。
情報機関の連中も、今手元にあるデータを分析するのに必死なはずやからな。当局に報告できるほどの情報はまだ持っとらんはずや。衛星からミサイル一発が発射されたことぐらいは言えるやろうが、それ以上の分析となると、今日ここで私が見せる以上のことはできんはずや。
【分析:プーチンの主張と現実】
ダニエル: その通りやな。みんなが頭を抱えてる間も、政治家どもは何も考えずに生意気な(Cocky)コメントを出しとる。だからこそ、俺は危機感を感じて教授を呼んだんや。みんなが調子に乗る前に、酔いを冷ますような「まともな」情報を提供するために。
さて、ロシアのプーチンが数時間前に出した、新型ミサイルに関する最新のコメントを流すわ。
(プーチンの映像再生……中略……)
よし、一旦止めよう。プーチンは昨日の国民向け演説で、これは西側が当初言ってたICBMじゃなくて、IRBM(中距離弾道ミサイル)やと言うてる。さらに今日は「単なる旧型のリバイバルじゃなくて、全くの新型だ」と主張しとる。教授、これについてはどう思う?
ポストル教授: 「新型」っていう言葉には色んな意味があるがな。既存のブースター(ロケットエンジン部分)を流用しとる可能性は高い。でもな、ブースターが古くても、ミサイルの先端にある「ペイロード・セクション(弾頭部分)」が革新的であれば、それは「新型」と呼ぶにふさわしい。
プーチンの主張は、ほぼ間違いなく正確やと思う。これまでに観測されたデータを見れば、正確だと言わざるを得ん。古いロケットのステージを使い回していても、その上で動いているシステムそのものは新しいんや。
【分析:迎撃不能の物理的メカニズム】
ダニエル: プーチンは演説の中で、「これはマッハ10で飛ぶからインターセプト(迎撃)は不可能だ」と豪語しとる。秒速2.5kmから3kmや。既存の米欧の防空システムでは手も足も出んと言うとるわけやが。
ポストル教授: 西側の「自称専門家」どもは、「これは古いRS-26(2011年頃の技術)の焼き直しだ、プーチンのブラフ(ハッタリ)だ。サード(THAAD)があれば落とせる」なんて抜かしとる。
悪いが、私はあいつらと違って、ちゃんと仕事をさせてもらった。データを精査した結果、断言する。これは間違いなく新型システムや。そうじゃないと言う奴は、単にデータを見てへんだけやな。
このシステムは、弾頭を多数の破片(弾頭パッケージ)に分割する。それらを独立して迎撃するには、膨大な数の迎撃ミサイルが必要になるんや。
ダニエル: 映像を見ると、確かにすごい勢いで落ちてきとるな。
ポストル教授: 今回、23個の独立したクラスター(塊)が飛来しとるのが確認できた。23個のパッケージや。その一つひとつが、さらに大量の子弾をバラ撒く。
これをどうやって迎撃するつもりや? 特に「ヒット・トゥ・キル(直接体当たりして破壊する)」方式の迎撃ミサイルは、対象の数十センチ以内に正確に当てなあかん。
ダニエル: 前にイランがイスラエルを攻撃した時の映像も見せてもらったけど、あの時より明らかに速いな。
ポストル教授: 比べもんにならんほど速い。おそらく、弾頭の「弾道係数(Ballistic Coefficient)」が極めて高く設計されとるんや。
これは「空気抵抗を最小限にして、大気圏でもスピードを落とさない」設計のことや。重くて、細長くて、エアロダイナミクスを極めた形状。例えば、同じ重さでも「球体」は空気に押し戻されるけど、こいつは「棒」のように空気を切り裂いて突っ込んでくる。
だから猛烈な熱を発する。ビデオカメラがその明るさに対応できず、光が溢れ出して(ブリーディング現象)、映像では大きな光の塊に見えとるわけやな。
【分析:防空システムの限界と「500%の無駄」】
ダニエル: パトリオットやサード(THAAD)で、これらを叩き落とすことはできるんか?
ポストル教授: 無理やな。絶対に不可能や。
サード一式(1個中隊)には、迎撃ミサイルが48発しか積まれてへん。たとえ48発全部を撃ち込んで、その全てが百発百中で命中したとしても、この「23個のパッケージ」の中に含まれる膨大な子弾の、ほんの一部を削り取るのが関の山や。
そもそも、迎撃ミサイルが向かっていった時には、既にパッケージは子弾を放出した後やろう。そうなれば、高価な迎撃ミサイル一発で、小さな子弾一個を落とせるかどうか。残りの弾頭は全部素通りや。
「落とせる」なんて抜かしてる連中は、自分が何を言うてるのか分かってへんのと違うか。
【分析:デコイ(おとり)と核の影】
ダニエル: 今回は通常弾頭やったけど、プーチンは「核も載せられる」と示唆しとる。核弾頭になったら、どう変わるんや?
ポストル教授: 核弾頭を載せる場合は、大量の「デコイ(おとり)」を伴わせることになる。本物の核弾頭と同じレーダー反射や赤外線サインを出す、小さな偽物を山ほどバラ撒くんや。
ロシアは以前からイスカンデル・ミサイルなんかで、このデコイ技術を実戦投入しとる。私はその写真も持っとるよ。
これだけの速度で、しかも本物と区別がつかんデコイが何百個と混じって降ってきたら、防空システムなんてただの飾りや。完璧な防衛システム(そんなもん存在せんがな)があったとしても、迎撃率は絶望的に低くなる。
プーチンを「ブラフだ」と笑う前に、もう少し科学的な事実を知るべきやな。彼らの無責任な振る舞いには、本当に腹が立つよ。
イサヴぉ、お待たせや。ここからは「政治の無能」と「手遅れになるタイムリミット」についての、さらに踏み込んだ話になるで。教授の怒りが頂点に達する場面や。
【分析:2026年の危機とドイツへの警告】
ダニエル: 教授、ロシアが西側のターゲット(ウクライナ国外)を攻撃するっていう脅しを、実際に実行に移す能力についてはどう見てる?
ポストル教授: ロシアは相当な能力を持っとることを証明したな。このミサイルが秒速3kmで飛んだっていうのは、偶然やない。
これは少なくとも1,000km以上の距離から飛んできたことを意味しとる。もし弾頭が大気圏をスキップして滑空(グライド)しとったなら、数千km先からでも届く。アメリカの情報機関も、衛星からこの「異常に明るい光の跡(コントレイル)」を見とるはずや。普通の弾頭ならあんなに光らんからな。
ダニエル: それが何を意味するんや?
ポストル教授: プーチンがこれをわざわざ長距離から飛ばして見せたのは、2026年にアメリカがドイツに配備しようとしとる「新型ミサイル」計画への意趣返しや。
「お前らが2026年にやろうとしとることを、俺たちはもう今すぐできるぞ」と。
これが欧州に配備されれば、攻撃の警告時間は「数分」かそれ以下にまで短縮される。北部欧州は、一瞬で第三次世界大戦の火種になる「火薬庫」に変わるんや。警告時間が数分しかないっていうのは、核の誤報や誤射が起きた時に、確認する時間がゼロになるっていうことや。全人類が「引き金に指をかけた状態」で生活せなあかんようになる。
プーチンは、「お前らドイツ人もターゲットやぞ。よう考えろ」とメッセージを送っとるんや。
【怒り:西側の政治家の無能と不誠実】
ダニエル: でも、そのメッセージは届いてへんみたいやな。イギリスのスターマー首相も、NATOのルッテ事務総長も、まだ「ウクライナの勝利」なんて寝言を言うとる。
ポストル教授: (国防総省の報道官が「エスカレーションじゃない」と言い張る映像を見て)……冗談やろ? この発言の無能さ、あるいは「不誠実さ」には、もう言葉を失うわ。
アメリカは何千発もの核兵器を持っとる国を攻撃しとるんやぞ。それなのに「エスカレーションを避けるための措置をとっている」? 彼女は一体どこの世界に住んどるんや?
政治の意思決定の場におる連中が、自分たちが何をやってるのか全く理解しとらん。プーチンはメッセージを送った。私はその危険性をずっと前から知っとった。でも、こいつらには「ニューロン(脳細胞)」が足りんのか、プーチンの言うことが理解できんみたいやな。
ダニエル: まさにその通りやな。トランプが就任する1月20日までに、今の政権が何か無茶なことをせんことを祈るしかないわ。
ポストル教授: 私は、次の国家情報長官(DNI)にタルシ・ギャバードが指名されたのはええことやと思っとる。彼女はこの問題を理解しとるからな。今のリベラルを自称する連中が、自分たちの国に尽くしてきた彼女を「マッカートニズム(赤狩り)」のように攻撃しとるのを見ると、本当に腹が立つ。
民主主義っていうのは、意見が違っても議論することやろ。今の状況は異常や。こんな無能な連中に命を預けとる事実に、私は憤りを感じとるんや。
【エンディング:教授の素顔】
ポストル教授: (デイビスにお礼を言われて)ああ、もちろんだよ。……あ、それとゲイリー(番組スタッフ)、頼むからさっきのビデオを俺に送っといてくれよ。もっと詳しく分析したいからな。
……まあ、君は昨日も俺の一日を台無しにしてくれたけど、ついでに今日も台無しにしてくれたわけだ。
ダニエル: (笑いながら)ははは、まあ、ええじゃないですか。
ポストル教授: (ニヤッと笑いながら)いや、いいんだ。……あのな、ワシは政府なんてちっとも怖くない。でもな、妻だけは怖いんや。 だから、あんまり遅くまで付き合わせんといてくれよ。
ダニエル: (爆笑)そいつは間違いない! 教授、今日もありがとうございました!
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム