2026年3月3日火曜日

Dialogue Works:ニマ・アルシュホルドとぺぺ・エスコバル

https://www.youtube.com/watch?v=X-MhSSLDibM

【Dialogue Works:2026年3月2日】

ニマ:

皆さん、こんにちは。今日は2026年3月2日の月曜日です。

そして、俺たちの親愛なる友、ペペ・エスコバールはんが来てくれました。

……ペペはん、もう毎日が凄まじすぎて、日付の感覚すら失いそうやわ。

ペペ:

ニマはん、また呼んでくれて嬉しいわ。

実を言うとな、ここ数日、あんたのことが心配でしゃあなかったんや。

色々ありすぎるけど、まずはあんたの目から見て、今一体「本当は何が起きとるんか」、そのビジョンと、イラン出身者としてのあんたの直感が感じてるところを教えてくれへんか。

ニマ:

せやな。アメリカとイスラエルは、最高指導者(ハネメイ師)と総司令官たちを暗殺することでイランへの攻撃を始めた。あいつらは、それでイランが崩壊すると思っとったんや。

はっきり言うてな、モサド(イスラエル諜報特務庁)もイスラエル人も、「イランのすべては最高指導者一人にかかっとる」と思い込んどる。あいつら、イランのシステムがどう動いとるか、これっぽっちも理解しとらんのやわ。

俺たちは前からずっと言うてきたやろ。「イランのシステムは特定の個人に依存しとらん。たとえそれが最高指導者であってもや」ってな。

これはアメリカにとっても、イスラエルにとっても、そしてドナルド・トランプにとっても、とんでもない「大誤算」やったと俺は思うわ。トランプはんは、「トップさえ殺せばイラン政府も国家も丸ごと崩壊させられる」っちゅう安っぽい理屈を鵜呑みにしてもうたんやな。

プロパガンダ部隊は「最高指導者はトンネルに隠れとる」「モスクワに逃げた」「イラン国内にはおらん」なんてデタラメを並べとったけど、実際はどうや? 彼は自分のオフィスで仕事しとる時に攻撃を受けた。これが、この戦いにおけるイラン人の「勇気」の証や。あいつらは何も恐れとらん。

最高指導者が自ら命を捧げたことは、国民や政府、軍、情報機関の連中にとって、「トップですら戦い抜いて犠牲になる覚悟ができとるんや」っちゅう強烈なサインになった。

そこが大誤算やったんや。じゃあ、何が起きたか?

暗殺から始まって、今やペルシャ湾の全アラブ諸国で何が起きとるか見てみ。イランはアメリカの基地を片っ端から叩き始めた。ペルシャ湾にある米軍基地のほとんどを破壊し、その攻撃は今やテルアビブやエルサレムにまで激しく及んどる。

それにな、いまだに米軍はイランの領空を飛べてへんのやで。攻撃は全部、外側からや。イランの空には侵入すらできてへん。「アメリカがすべてを支配しとる」なんて、ただのプロパガンダや。

ドローンを使ってイラン国内の特定の建物を狙っとるけど……最初は警察(バスィージ)の建物とかを叩いとった。でもな、もう「叩く目標」がなくなってきとるんやわ。

なぜかって? 2025年6月の「12日間戦争」の後に、イラン国内におったスパイや情報網が根こそぎ掃除されてもうたからや。アメリカ側は、地上に情報源がなくて「目隠し状態」で攻撃しとる。だから、罪もない子供や民間人を殺しとるんや。まさに今この瞬間もな、ペペ。

ドナルド・トランプとイスラエルの主目的は、もう完全に失敗した。

イラン側の頭の中では、これはもう「消耗戦」や。長期戦になるのを覚悟した上で、「アメリカは一体どこまで耐えられる準備ができとるんや?」と試しとる。

俺の見立てでは、イスラエルはこの戦争に耐えられん。破滅するやろう。

アメリカの戦闘機もな、今はもうこの地域(中東)におらんのや。ヨルダンやアラビア海におった機体は、全部キプロスまで逃げよった。そしたらイランは今度はキプロスを叩き始めとる。そこも追われたら、次はどこへ行くんやろな?

これが、俺が現時点で把握しとる状況や。

さて、ペペはん。あんたはどう見とる?

ペペ:

ニマはん、あんたの分析は根本的に正しいわ。特に細かいディテールについてはな。

もっと深く掘り下げてみよか。まず、イランの反撃や。これはもう、驚愕の一言に尽きる。

俺の最初のコラムは昨日出したんやけど……今は火曜日やろ? 俺はアジアにおるから、西側の連中よりずっと先を行っとるんやわ。今は東南アジアの夜9時や。

まず、みんな「どうやって30分で反撃できたんや?」って驚いとる。実際には25分から45分の間やった。要するに、最初の攻撃からたった30分で、反撃の指示はオンラインに乗り、ミサイルは空を飛んどったんや。

なぜか? テヘランの友人たちに確認したけどな、アヤトラ(ハネメイ師)自身が、主要な司令官、さらには自分自身の後継者までも、4つの層(レイヤー)に分けて詳細に組織しとったんやわ。

これはもう、極めて緻密で高度な準備がされとった証拠や。当然やな、みんなこの戦争が起きるのを予期しとった。イランはここ数日やなくて、2025年6月の「12日間戦争」の時から準備万端やったんや。あいつらはあの戦争の失敗から学んだ。最初の教訓は、「最初の一撃を受けたら、30分以内にカウンターパンチを繰り出す準備を整えておくこと」やったんやわ。

一方、テルアビブにおる「終末論的なジェノサイド狂信者」どもを見てみ。あいつらが唯一得意なんは「斬首作戦」だけや。それに取り憑かれとる。

そして「ネオ・カリグラ(トランプ)」や。巨大な自己愛コンプレックスを持った誇大妄想の塊やな。あいつもあいつで、その作戦に乗っかりよった。

たとえ彼らが世界中に「アメリカはこの戦争を始めてへん」という作り話を売ったとしてもやな――今日も、あの「腕立て伏せの王様(ピート・ヘグセス国防長官)」とかいう「永遠の戦争」の道化師が、「我々が始めたんやない」なんて言うとったけど、アホ抜かせ。ネタニヤフと一緒にやったんやろが。

これは数週間にわたって議論された共同作戦や。特にこの2週間、オマーンの外相によれば交渉が成功しとった。つまり、合意(ディール)はテーブルの上にあったんや。アメリカの主流メディアですら、ここ数日「ディールは成立目前やった」と報じとる。

土曜の朝、テヘランで9時か9時半頃に行われた、ハネメイ師と軍・安保幹部の会議。あれはディールの詳細を詰め、オマーンにおるアラキ外相に送って、アメリカ側との最終的な間接協議に臨むためのもんやった。ディールは実質的に封印されとったんや。

でもな、俺たちが相手にしとるんは「狂信的な臆病者」の集まりや。あいつらは(ヒズボラの)ナスララ師や幹部を殺した時と同じ症候群、「お、全員同じ部屋におるやんけ、まとめて殺したれ」っていう卑劣な手段を使いよった。

イランの指導部が、ハネメイ師のオフィスで、しかもオープンな場所で会議をしたんは重大なミスやったと言えるかもしれん。それはまた別の話やけどな。

事実に目を向けよう。あいつらは一瞬にして、世界的なカリスマを持つ「殉教者」を作り上げよった。ハネメイ師は、この10年の始まりのソレイマニ、そしてナスララに続く殉教者の系譜に名を連ねたんや。

この「三位一体の殉教者」は、世界中のシーア派にとってのヒーローだけやない。「トランプ 2.0政権」は今や、シーア派全体と戦争しとるんや。イランの「法学者の統治(ヴェラーヤテ・ファキー)」のシステムに完全に従っとらんシーア派勢力でさえな。

例えば、イラクのシーア派最高権威、大アヤトラ・シスタニ師や。俺は2000年代初頭から彼を追っとる。イラクのナジャフにある彼のオフィスにも行った。俺ら外国人には直接会うんは難しいけど、2003年の侵攻直後の衝撃の中、彼の側近たちと話したわ。シスタニ師は、ハネメイ師と同じくらいシーア派世界で崇拝されとる。

聞き間違いやなければ、昨日シスタニ師はハネメイ師の記憶を称える「ファトワ(宗教令)」を出した。イランのコムとイラクのナジャフは、政治的な解釈は違えど、対立しとるわけやないんや。俺はナジャフとコムを比較するコラムも書いたことがある。西側で理解できるんは10人くらいやろうけど、イラン人やイラク人、そしてニマはん、あんたなら分かるやろ。

今、シーア派世界全体が「ジハード(聖戦)」モードに入ったんや。

世界中の20億近いイスラム教徒の多くが、今回のことに激怒しとる。そして、幾つものレベルで復讐が行われるやろう。相手は、いわゆる「エプスタイン・シンジケート」や。

アメリカの「トランプ 2.0」と「テルアビブの狂信者」のコンボ。その正体は、全員が弱みを握られた「エプスタイン・シンジケート」や。両側のエリートたちがその一部なんや。エプスタインはイスラエル諜報機関の「特別な資産」であり、アメリカと大西洋主義者を繋ぐ接着剤やった。欧州全土でもその活動の跡がある。

こいつらがイランに対して戦争を仕掛けたんや。

その理由は山ほどある。俺の友人、マイケル・ハドソン教授が数時間前に素晴らしい記事を書いた。彼は最初から言うとるけど、地政経済学的に見て、なぜこの戦争が必要やったか。

俺ならそこに「回廊(コネクティビティ・コリドー)」の視点を加えるわ。

ハドソン教授が言う通り、アメリカという帝国は絶望的な状態にある。返せへんほどの借金にまみれ、時間切れになりかけとるんや。ドルの崩壊は不可避で、時間の問題や。すでに世界中で崩壊しとる。ここ東南アジアでも、ドルの価値は毎日急落しとるんやで。中国や香港はペッグしとるから目立たんけど、他のアジアのどこでもドルは沈んどる。

だから、あいつらは必死に「レーベンスラウム(生存圏)」を求めとるんや。あえてナチスの言葉を使うけどな。衰退するパワーを補う唯一の方法は、領土を併合し、天然資源をコントロールすること。奪い、略奪し、そのために人を殺す。まさに今やっとることや。

そしてニマはん、あんたも視聴者も分かっとる通り、イランは「最大の獲物(ビッグ・プライズ)」なんや。ずっとそうやったし、これからもそうや。

もし――ありえへんことやけど――アメリカやシオニスト枢軸、エプスタイン・シンジケートがイランを支配し、政権交代(レジーム・チェンジ)に成功したとしたら?

それは、BRICSを内側から爆破し、上海協力機構(SCO)を内側から爆破し、抵抗の枢軸(アキシス・オブ・レジスタンス)を内側から爆破し、帝国に対するグローバル・サウスの抵抗を内側から爆破することを意味するんや。狂信的な連中の頭の中では、これほど魅力的な話はないわな。だから、あいつらはやるしかなかった。

ワシントンやトランプ政権、主流メディア、軍産複合体、シンクタンク、アカデミア……あの「ゴキブリ」どものシステムから発せられる言葉は全部「クソ」や。レイ・マクガヴァンが言う「MISSIMAT(軍・産・議会・知・メディア・学・シンクタンク複合体)」な。あいつらは問題の本質を語れへん。

ハドソン教授の記事を5分読めば、全部書いとる。あいつらは、中東と西アジア(これが正しい用語や)のエネルギー輸出をすべて支配するために、イランを破壊せなあかんのや。

当然、これは中国にとっても最悪のニュースや。つまり、これは中国に対する戦争でもあるんやわ。イランを通る中国の「新シルクロード(一帯一路)」の回廊に対する戦争。ロシア、イラン、インドを結ぶ「南北輸送回廊」に対する戦争や。

俺が制作してPress TVのサイトに上がっとるドキュメンタリー『ゴールデン・コリドー(黄金の回廊)』を見てみ。戦争に疲れ、怒っとる人は皆見てほしい。この戦争の重要な理由の一つが見えるはずや。帝国は、BRICSのトップ3がユーラシアを横断し、スエズ運河をバイパスし、アメリカの管理を通らん回廊を持つことを、絶対に許せへんのや。

この戦争の理由は数えきれんほどある。テルアビブの「インフラ・ヒューマン(人間以下の連中)」にとっても、これは悲願や。ついに「大イスラエル」への道が開けるんやからな。

あのアホなハッカビー米大使が、うっかり口を滑らせよった。あいつは言うたらあかんかったはずやけど、公の場で言うてしもた。おかげで世界中が確認できたわ。あいつら「人間以下の連中」が望んどるんは、イスラエルが西アジアをすべて支配することなんやと。

……これが、俺のクソ忌々しい導入部分や、ニマはん。

話し出したら止まらんわ。俺は今の状況に心底怒っとる。俺たちはみんな、こうなることが分かっとった。そして独立したアナリストとして、今その渦中におる俺たちは、なぜこれが起きたかを知っとる。

ただ一つ、まだ分からん「吉兆」があるとすれば、事態がどう発展し、西アジア全体を不安定化させようとするあの「残酷で狂ったプロジェクト」が、どんなサプライズによって完全に脱線させられるか、っちゅうことやな。

18 分 25 秒でいったん休憩。

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