2026年4月22日水曜日

マックス・ブルーメンタール:イスラエルの負けが込んでアメリカ国内のシオニスト勢力がバラバラ

https://www.youtube.com/watch?v=ZNu4dUynW2w

Max Blumenthal: Israel’s Defeat Begins: Zionist Power Structure FALLING APART in the US

Dialogue Works

ネモ: みなさん、今日はマックス・ブルーメンタールが来てくれてます。おかえり、マックス。

マックス: ありがとう、ネモ。

ネモ: まず最初に、アメリカとイランの最新の動きについて聞かせてほしいんやけど。イランは「アメリカの封鎖が続く限り、イスラマバードに行って交渉はせえへん」て言うてるわけや。交渉の雰囲気自体もネガティブで、何もええことが出てけえへんと見てる。アメリカ側はCNNやニューヨークタイムズによるとJDヴァンスが行く気はあるけど、イランが準備できてへんと見てて、交渉が実現するかどうか疑わしい状況やな。あんたはこの状況どう見てる?

マックス: JDヴァンスが行くかどうかなんて、どうでもええことやで。スティーブ・ウィトコフとジャレッド・クシュナーの「二刀流交渉人」の補足に過ぎへんし、あの二人はイスラエルに仕えてるだけや。技術的な知識も何もあらへん。スティーブ・ウィトコフなんて、ホルムズ海峡のことを「ホルムズ湾」て呼んでたくらいやで。まあ間抜けとは違う、ちゃんとわかってやってんねやけど、アホであることには変わりない。

それにサウジアラビアとUAEの影響下にあって、あの二国は今やイスラエルと一緒になってイラン・イスラム共和国の破壊を狙てる。特にUAEはそうや。UAEとサウジの政府系ファンドはジャレッド・クシュナーに何十億ドルも突っ込んでる。なのにクシュナーが交渉担当として名前が出るたびに、米国メディアはそのことを一切報じへん。

UAEはイランへの地上侵攻を求めてる。なぜかというと、裕福な外国人が無税で暮らせるドバイモデルが、今まさに目の前で崩壊しつつあるからや。それが最終的にジャレッド・クシュナーを動かしてて、つまり米国交渉チームはさらなる戦争のトロイの木馬なんや。交渉はもう一回のイスラエル・米国による奇襲攻撃のカモフラージュや。

なんでイランがこんな茶番に乗るんや?イランは「また拒否したのはイランや」てアメリカに言いがかりつけられるだけやで。トランプは先週フォックスニュースで「拒否したら国を完全に破壊する」てはっきり脅してたやんか。頭に何千発ものクルーズミサイルを突きつけられた状態で、子供たちの頭にも、どうして交渉できるんや?無理な話や。

この戦争はずっと前からシオニスト枢軸とそのイランへのアジェンダの中に焼き付けられてたもんやと思う。そこから抜け出す唯一の道は、力の優位を示すことやなくて、優れた戦略を示すことやった。イランはそれをやり遂げて、トランプとその湾岸同盟国を非常に難しい立場に追い込んでる。

トランプはエネルギー長官のクリス・ライトと公の場で矛盾したことを言い始めた。ライトはエネルギー業界出身のロビイストで、「今年は米国でガロンあたり3ドル以下のガソリンは無理や」て言うた。それは米国の消費者、有権者にとって大問題で、「11月の中間選挙でボコボコにされるで」ちゅうことを遠回しに言うてるんや。トランプはそれに対して「うちのエネルギー長官は嘘つきや」と言い放った。

今日、財務長官のスコット・ベッセントがイラン政策においてますます積極的な役割を果たし始めていて、UAEへの巨額融資を提案した。アルゼンチンのハビエル・ミレイ政権に200億ドルを支援したのも十分スキャンダラスやったのに、今度は米国経済がぐらついてアメリカ人がガソリン代と食費に喘いでいるのに、世界で最も豊かな国のひとつを支援しようとしてる。なぜかというとそのUAEがイランとの戦争に全力で乗り込んで崩壊したからや。

トランプにとっての政治的な先行きは暗くて、フェーズ1がうまくいかんかった後でフェーズ2の大規模攻撃に向かうことには逆風が吹いてる。議会共和党もこの戦争を嫌い始めてる。中間選挙で議席を守れるかどうか際どい状況で、戦争と経済の悪化が続けば惨敗するのはわかってる。ブレント原油はまた1バレル100ドルに跳ね上がってる。

それでもトランプはこの脅迫的な姿勢を続けてて、彼の家族か側近かはわからんけど誰かが取引で何十億も稼いでる。4月7日の停戦発表直前に内部の人間が大量の石油空売りをして巨額の利益を得たとかな。トランプはもうどうでもええんかもしれん。

JDヴァンスの話をすると、彼はもともと「抑制派」として売り出されてた。イラン戦争には懐疑的で、マルコ・ルビオみたいなネオコン・イスラエル優先派とは違うとされてた。ルビオはミリアム・アデルゼとポール・シンガーという共和党の二大イスラエル優先派ドナーの産物やけど、ヴァンスはパランティアのピーター・ティールが後ろ盾やった。ティールはイスラエルと深く関わっていて暗殺ターゲッティングシステムも提供してたりするけど、ヴァンスはより独立した声として描かれてた。

ところが今やJDヴァンスは、共和党全国委員会の資金調達委員長としてトランプの後継者としての自分の政治的将来を模索してる。そのためにポール・シンガーやミリアム・アデルゼと一緒に全国を回って非公開の資金調達パーティーをしてて、ニューヨークタイムズの5日前の報道によると非常に親密になってるらしい。これで説明できるのは、イスラマバードでの最後の交渉のときにネタニヤフがJDヴァンスに電話してきたことや。ヴァンスがイランとの合意に向けて動こうとした矢先に電話が来て、21時間の会談の後すぐに場を離れた。

ミリアム・アデルゼとポール・シンガーがJDヴァンスと共和党の2028年に向けた生命線を握ってる。ミリアムは「タッカー・カールソンを切らんかったら次の議会選挙に献金せえへん」みたいな脅しを内部で行使してる。実際に今週、タッカー・カールソンの息子バックリーがヴァンスのもとを去って、タッカー自身は「トランプを支持したことを深く後悔しており、それに憑かれてる」と言うた。

これが交渉の色を染めてる国内状況やな。問題はトランプが一切気にしてるかどうかで、気にしてたとしても、自分を神の道具かキリスト的存在と思い込んでる自己陶酔的な自己イメージにそれが勝てるかどうかや。

ネモ: UAEへの財政支援について触れてくれたけど、彼らは現金不足でトランプに圧力をかけて「ドル離れしてユアンに移る」とほのめかし、トランプはこの支援に同意したわけや。国内政策や米国内の状況がトランプにどう影響するかについても言いたいことはあるわな。最新の世論調査では64%の人々が中東でのイランとの戦争に反対してる。一方でCNNは「イランとの作戦でミサイル在庫が枯渇して、また戦争が始まったらミサイルが足りんようになる恐れがある」て報道してる。イスラエルは「準備はできてる」と言うてるけど、インターセプターも不足してるし、地域のレーダーも防空システムと正常に通信できてへん。これらの不足を考えながら、米国の国内政策をどう見てる?

マックス: アメリカ人はこの不足に必ずしも気付いてへん。それにトランプがその気になれば、イランのインフラは依然として破壊できる。アジアから資産を移動させることもできて、実際に停戦前にはJASMミサイルをそうしてた。ただ海軍資産は老朽化してる。空母はバイラルなインターネットジョークのネタになってて、例えばUSS ジェラルド・フォードで出されてる食事の映像が拡散してたけど、米国の公立高校のカフェテリアでも文句が出るようなシロモンやった。海軍は「豪華な食事をしてる水兵」のAI投稿らしきものを出してごまかそうとしてたけど、それも逆効果やった。空母では相次いで「洗濯物火災」とやらも起きてるし、それが帝国の力の象徴やなんて言われてもな。

それでも米国がイランに甚大な被害を与えられるのは確かや。4月7日までに、サウジアラビアの石油施設へのイランの攻撃をまともに迎撃しようとする気配すらなくなってた。シャヒード・ドローンや弾道ミサイルが迎撃されずに着弾してるのが見えてた。あの地域はほぼ見捨てられてて、イスラエルだけは守られてる。ネバティム空軍基地のF-35がどうなってるかは厳しい検閲下にあってわからん。

JASSMやトマホークみたいな精密スタンドオフミサイルの生産には時間がかかる。それでトランプが「アンドゥリル」という新興兵器会社を持ち上げ始めてる。トランプ一家や側近と深いつながりがある会社で、パーマー・ラッキーという人物が率いてて、GMの自動車工場をミサイル工場に転換することで迅速にクルーズミサイルを生産できると主張してる。トランプは実際に自動車工場のミサイル工場への転換を求めてて、恒久的な戦争計画を示唆してる。アンドゥリルは最近大型契約を受注してるけど、まだ実装はされてへん。これは大国のイランに対して航空機なしで戦争を仕掛けられるだけのスタンドオフ兵器を十分な速度で生産できるかという米国防衛産業基盤の弱点を物語ってる。イランの受動赤外線マジドシステムに撃墜されうるF-15やF-35は使いにくいしな。

全部ひっくるめて、トランプが再び戦争に踏み切ることの危険性を示してる。イスファハン南方でF-15が撃墜された後、もし停戦せんかったら新たな危機が来るやろうと思ってた。今は停戦してる。

トランプにとって最善策は、できる限り海上封鎖を続けることやと思う。ただ米海軍は疲弊してるし、水兵の士気は低くて、コストも莫大で世界経済にも大打撃や。中国との関係にも悪影響が出てる。トランプは向こう数週間で中国と大型貿易協定を結ぼうとしてる一方で、米海軍は「インド太平洋担当領域」でイラン関連のタンカーをひとつ拿捕した。2百万バレルの石油、2億ドル相当で中国向けのやつや。中国が戦略備蓄を取り崩してる中でホルムズ海峡の開放を求める日の同じ日に、中国の石油を盗んでるわけや。

トランプは封鎖を続けながらも少しずつ勢いを緩めて、有耶無耶にフェードアウトさせてみるかもしれん。「勝利宣言」して残りのMAGA支持者に祝わせて、中間選挙前に話題を変えようとするかもしれん。でも彼のイカれたSNS投稿や、ホワイトハウスから出てくる不穏なメッセージや、戦争を継続しようとするイスラエルの圧力の強さを見てると、そうはならんと思う。今日一番気になってるのは、トランプがワシントンのミュージアム・オブ・ザ・バイブルで聖書のクロニクル7:1を読んでることや。「民が罪から離れるなら神が地を癒す」という箇所で、トランプを神に遣わされた賢王ソロモンとして位置づけてる。同時にソロモンが神殿を建てた箇所でもあって、イスラエルの第三神殿運動、つまり「アルアクサーを爆破して動物生贄を捧げる神殿を建設せよ」という狂信的なイタマル・ベングヴィール流の思想ともリンクしてる。

こんな人物がイランについて合理的な判断ができるんやろうか?国内・経済的な考慮と、米軍事資産がイランを丸ごと包囲してるこの戦争とのバランスが取れるんやろうか?私はそうは思わへん。だから非合理に備えておくべきやと思う。

ネモ: 戦争の最初から「体制転換、そして核プログラム」と言い続けてきたけど、今やトランプ政権の戦略が何なのか誰もわからへん状態やな。「核爆弾を持たせへん」て言うだけで、具体的な目標が何一つ示されてへん。あんたはトランプ政権の目標は何やと思う?

マックス: トランプは気にしてへんし、最初から気にしてへんかった。トランプの周りの人間、たとえばペンタゴンの首脳なんかは目標が達成不可能やとわかってた。だからセントコム司令官のダン・ケインはこの戦争に反対するようトランプに働きかけてたし、調達問題やクルーズミサイルとインターセプターの枯渇リスクも理解してた。

ホルムズ海峡の問題は議論さえされてへんかった。トランプがそれを理解できたかどうかも怪しい。トランプはただ「一連の暗殺作戦で片付く、イラン国民が立ち上がってイスラム共和国を打倒する」と言われて信じた。ネタニヤフとの会議、ニューヨークタイムズが報じたようにネタニヤフがホワイトハウスの状況室で上座に座って後ろにモサド長官のダヴィド・バルネアを従えて、ライブ中継越しにトランプに「これは簡単に達成できる。2月28日にイランの指導者は執務室にいる。今すぐ始めれば終わる」と言った。

ネタニヤフはその暗殺を承認させることさえできれば、米国を長期的な紛争に引きずり込めるとわかってた。それはイランの国家破壊と米国の力をアジアから地域に向けるという目標に沿うものやった。マルコ・ルビオも、ジョン・ラトクリフも、ピート・ヘグセス以外の全員が「ネタニヤフの言ってることは完全なでたらめや、嘘っぱちや」と言ったと思う。でも誰もトランプに逆らわんかった。トランプは独断でその攻撃を承認して、今の経済的・政治的自滅の狂騒車に自分から乗り込んだ。それが今の状況や。

ネモ: ネタニヤフがワシントンを動かしてると言う人が多くて、俺もそう言うてきたけど、トランプ自身も毎回出てきてトランプとネタニヤフの間に違いはないて示してしまってる。今のところ、トランプ政権とネタニヤフ政権の間にはどんな差があると思う?

マックス: 共和党の選挙戦略家たちの間には、ネタニヤフが主導権を握ってるという認識がMAGAの支持層に広まってることへの不安があると思う。新しいピュー・リサーチの調査によると、50歳未満の米国人男性のイスラエルへの好感度が純計マイナス47%で、2025年から23ポイント下落してる。50歳未満の米国人男性、それはほぼトランプの支持基盤の一部やで。白人男性たちが、トランプがネタニヤフのアジェンダに膝まずいてるのを見て、嫌悪感を示してる。

SNSでは「なんでも俺のせいにするな、渋滞もネタニヤフのせいか」みたいなミームが溢れてて、「ネタニヤフが全てを支配してる」と見られてる。トランプはネタニヤフのせいで支持者だけでなく、タッカー・カールソンみたいなアメリカ・ファーストの同士までも失いつつある。タッカーは今日「トランプを支持したことより後悔してることはない、それに憑かれてる」と言うた。

共和党の次世代のイスラエルへの支持が崩れてることは、選挙戦略家たちを怖がらせてて、もうこの戦争は終わりにしたい。でも終わらへん。終われへん。イスラエルがトランプを握ってる以上はな。

どうやってトランプはこの戦争の出口を見つけるんや?イランに勝利を宣言させずに、テヘランの街でマジドとタズァミのハラムシャフルが流れる状況にならずに、どう逃げ出せるんや?無理やと思う。自分で自分を完璧な罠にはめてしまった。

ネモ: GCCの大きな米軍基地のある国々は長い間全部の費用を負担してきた。この戦争でそれらの国々はどう変わった?UAEの経済が崩壊してるのはわかるけど、カタールも、サウジアラビアも、クウェートは信じられんくらい打撃を受けてて、バハレーンも同じや。GCC諸国はどうなってると思う?

マックス: 残念な話やな。UAEを去った人を何人も知ってる。子供が爆撃を嫌がったとかな。まだ残ってる人も地域の別のところに住んでる人も、みんな共通して言えることは、実際に何が起きてるか話すのを怖がってる。政府がWhatsAppのやり取りまで監視・ハッキングできるからや。みんな監視されてる。

クウェートでは俺が長年知ってるジャーナリスト、アメリカ・クウェート両国籍のアフマド・シャハブ・アリンが拘束されてる。クウェート機によるF-15撃墜の映像を公開したためや。どうやって同士の飛行機3機を誤射するんやという、非常に不可解な事件やけど。彼は今消えた状態で軍事法廷にかけられようとしてる。バハレーンでは市民が抗議活動を理由に拷問で死亡してる。これらの国が経済モデルだけでなく存続そのものの瀬戸際に立ってるから弾圧が極端になってるんや。

もしトランプが次の紛争フェーズに踏み込んだら、酷暑でエアコンも水も必要な時期に、イランが海水淡水化プラントや石油インフラを攻撃するだけで大脱出が起きる。なんで戻って来るんや?ドバイモデルは富裕な外国人が無税で暮らせることが前提やけど、それはもう経済的に成り立たへん。ドバイとアブダビでは数百ものホテルが閉鎖してると聞いてる。

これがこの戦争の遺産や。ジャレッド・クシュナーに何十億も払い、トランプ自身も家族も湾岸歴訪で近い100万ドル近く持っていったのに、その結果がこれや。彼らはイランという最大の地域大国と和解して地域的な共存を模索する代わりに、この道を選んだ。その結果は自業自得や。

米軍基地が戻ってくるとは思えへん。コストがかかりすぎる。それはサウジアラビア、バハレーン、クウェートとの関係を何十年も支えてきた「保護料ビジネス」が終わったことを意味する。油田を守る人間はもうおらん。そしてあの基地は独裁政権を自国民から守るためでもあったんや。だから彼らは自国民と別の向き合い方をしなあかん。アルハリーファ家にその答えがあるとは思えんけどな。

次の紛争フェーズになったら、イスラエルがより多くの力を発揮するやろう。カタールのアル・ウデイド基地やクウェートのアリ・アルサレム基地の代替として、イスラエルが自国領土に米軍基地を誘致する提案もしてる。あるいはアゼルバイジャンがイランへの攻撃にもっと積極的に使われるかもしれん。

それともう一つ地域的に注目すべき要素がある。イスラエルの軍事情報機構や政治圏の影響力ある人物からトルコへの脅しが頻繁に出てる。「イランとの戦争が終わったら次はトルコや」という話や。トルコはパレスチナに深く同情的でイスラエルに強く反対する国民を持ちながら、エルドアンはアゼルバイジャン経由でイスラエルにガスを送る第2位の供給国でありながら、NATO加盟国として国内にイランを標的にしたNATOの聴取基地まで置いてる。エルドアンはガザの虐殺を見た国民の怒りをなだめながら、経済を西側金融構造に絡み取られてる以上は帝国的主人たちのご機嫌取りもせなあかん、そのアクロバットをやり続けてきた。イスラエルはその矛盾を粉砕してトルコ国民の怒りを表面化させようとしてる。もはやトルコには決断の時が来てる。イランで成功を収めたら次は自分たちの番やとわかるはずや。NATOはトランプのせいで意味を失ってて、集団防衛条項はイスラエルの脅威の前では機能せえへん。

ネモ: たった今、イランの外務大臣がXにこう投稿した。「イランの港の封鎖は戦争行為であり、停戦違反や。商船を拿捕して乗組員を人質にするのはさらに重大な違反や。イランは制限を無力化し、自国の利益を守り、脅しに抵抗する方法を知っている」。

マックス、思うんやけど、トランプは地域のレーダー破壊で手を出しすぎたんちゃうか。イスラエルは新しい基地を求めてるけどレーダーとの通信なしでは防空システムは機能せえへん。インターセプターも不足してる。イスラエルが破壊されたものを再建するのに費用と時間がかかる。だから俺はトランプが絶望的な状況にいると思う。何らかの合意をせなあかんか、戦争を続けるかや。CNNなどの報道ではクルーズミサイルが不足してると言われてる。攻撃力・防御力・レーダーの面でも、イランの核プログラムについてなんらかの合意に達するのはトランプにとって非常に困難やと思う。この自分で作り上げた混乱の中でどう勝利を見せるのか、どう見てる?

マックス: この会話の中でずっと説明してきた通りやな。一つだけ付け加えると、イランの封鎖中にすでに海上にある1億6千万バレルの石油があって、これによってイランは7月までは石油を輸出し続けられる。それは政治的・経済的に封鎖を維持できる期限を過ぎてる可能性が高い。だからトランプが再び軍事行動を承認するとしたら、それは民間インフラを標的にしたテロリスト的な攻撃になるやろう。軍事的目標は全部失敗か尻すぼみやからな。ベルトウェイ内では「戦術的勝利、戦略的失敗」なんて言葉が囁かれてるけど、一体何の戦術的勝利やねん?イランの通常海軍の一部を破壊した?それでなんでホルムズ海峡が封鎖されてるんや?IRGCの海軍は破壊されてへん。小型ボートで山岳基地に隠れられて、クルーズミサイルで駆逐艦を攻撃できる。どこに戦術的勝利があるんや?残ってるのはテロリスト的な破壊だけや。

ただもう一つのシナリオもある。体制転換は将来に持ち越して、まずイランの製鉄所などのインフラを可能な限り破壊して貧困化させ、シリアみたいに「カエサル制裁」でシリア人の90%を貧困線以下に追い込んで最終的にシリア国家を崩壊させ、ジャブハット・アン・ヌスラをダマスカスに歩かせる、あの「汚い戦争モデル」を適用しようとするかもしれん。ちなみにアフマド・アルシャラアは今頃それを後悔しとるかもしれん、ミッシー・エリオットの曲が流れるバスケのハーフタイムショーみたいなんを見せられてたし。

でもシリアとイランの決定的な違いはホルムズ海峡や。イランがそこの支配権を維持する限り、石油収入で再建できて「シリア戦略」を実質的に無効化できる。だからトランプにとって別の紛争ラウンドを回避する道は見えへん、本当に理性に耳を傾けてアメリカの国民と支持層の声を聞くつもりがあるなら別やけど。でもこの戦争を通じて彼が聞いてきたのはその声やなかった。

ネモ: レバノンの問題も重要やな、マックス。イランにとって今回の最初の交渉ラウンド前の前提条件として「すべての戦線での停戦」を求めてた。今日もイスラエルとレバノンの間になんらかの停戦があるけど、イスラエルはガザと同じようにレバノン南部に黄色いラインを引いてる。イランがそれを許容するとは思えへん。今回の激化でテヘランとテルアビブの間の全ての赤線がなくなったと思う。レバノンはイランにとって非常に重要やし、どう見てる?

マックス: イランは「暗黒の水曜日」の虐殺の後、350人以上のレバノン民間人が殺された後、少なくとも抑止力を発動してそれ以上の惨劇をとりあえず防いだ。でも本当の停戦じゃない。イスラエルが黄色いラインを引いて、ガザモデルを押しつけて、街全体を破壊してる。アタルンの映像では、イスラエル兵が家々や商店に火をつけて街全体を焼き払い、緩衝地帯を作ろうとしてる。ビント・ジュバイルも大部分が破壊されて、南レバノン全域のキリスト教徒の村々も破壊されてて、イスラエル兵によるキリスト像の冒涜映像が国際問題になってる。

これは停戦とちゃう。欧州もアメリカもイスラエルのレバノン違法占拠や社会破壊を止めようとしてへん。「誰も何もしてへん」には、レバノンのジョゼフ大統領も含まれる。今週木曜日にワシントン代表団を送って、元ユダヤ人防衛同盟のメンバーで入植地活動家のイスラエル大使ヤキル・ライターらと、国務省の代表と交渉する予定や。「停戦の延長」を交渉するんやけど、それはイスラエルのレバノン違法占拠の延長と、ヒズボラの武装解除の要求への「青信号」やな。ヒズボラはまさにこの種のテロリズムと宗教的戦争からレバノン南部を守ってきた唯一の組織やのに。

ネモ: マックス、最後にまとめとして。スペイン、スロベニア、アイルランドが……ごめん、もう時間切れや。

マックス: ええよ、行って。

ネモ: ありがとう、マックス。今日もありがとう。

マックス: こちらこそ、ネモ。おおきに。


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