2024年3月17日日曜日

ボーイング社がMAXジェット機のドアが吹き飛んだ作業のカメラ映像をうっかり上書きしたので作業した従業員を特定できない

https://www.zerohedge.com/markets/congressman-sold-boeing-stock-hours-doj-probe-was-announced

2024年3月14日木曜日 - 午後10時11分

これ以上奇妙でシュールな話はないと思っていたら、ボーイングの話はまさにそれ。

既報の通り、航空宇宙大手ボーイング社は今年に入ってから(本当は2019年に2機の737MAXが文鎮のように空から落下して以来)、安全性に関連する一連の事故を受けて規制当局の監視下に置かれている。ドアの吹き飛びに始まり、コックピットの窓のひび割れ、主翼のボルトの紛失、2件の離陸中の車輪の脱落、複数のエンジン火災/故障など、事故が続いている。

ボーイング社への圧力が高まるにつれ、悪名高いMCASスキャンダルとそれに続く隠蔽工作でミューレンバーグ前CEOが職を失ったときと同じタイプの妨害を経営陣が行っていることが明白になったる。案の定、水曜日にボーイング社は、ジェフリー・エプスタインも認めるような偶然の一致で、1月にアラスカ航空のMAXジェット機でドアが吹き飛んだ際の作業を映した防犯カメラの映像を「上書き」、つまり削除したことがわかった。

映像だけではない。NTSBのジェニファー・ホーメンディ委員長は、ボーイング社が「この作業を記録した記録を見つけることができないため、事故機のドアプラグを開け、再び取り付け、閉める作業を誰が行ったのか不明である」と述べた。ホーメンディ委員長は、ボーイング社に要請し、パネルが取り外されたワシントン州レントン工場で面談したにもかかわらず、パネル作業を行った乗務員の身元は不明のままであり、「健康上の問題でNTSBに声明や面談を提供することができない」と書いている。

NTSBのジェニファー・ホーメンディ委員長は、ボーイング社のデイブ・カルフーンCEOに、誰がドアプラグの不具合を修理したのかについて直接尋ねた。それでもボーイング社は、「その情報を提供することはできず、ボーイング社にはその作業を行った記録はないと主張している」と言った。

ボーイング社で起こった大騒動の壮大なクライマックス(少なくともこれまでのところ)だが、同社の製造基準について懸念を表明した元品質管理マネジャーで、重要な内部告発者が自殺とみられる死体で発見された。 

BBCが月曜日夜に報じたところによると、ボーイング社の元ベテラン従業員で32年間勤務したジョン・バーネット氏が3月9日、自損事故により亡くなった。バーネット氏は、787ドリームライナー製造の品質管理を担当していたノースチャールストン工場における重大な安全上の懸念があるとして、ボーイング社に対する内部告発訴訟に関与していた。死亡が確認されたとき、ボーイング社はこの訴訟に関する法的事情聴取のためにチャールストンを訪れていた。 

彼は、スピードの追求が安全性を損ない、標準以下の部品が使用され、緊急酸素システムの故障率が高かったと語った。このような問題を提起したにもかかわらず、彼は自分の懸念が無視されたと感じ、内部告発が原因でキャリアに傷がついたとしてボーイング社に対して訴訟を起こすに至った。

政府にとって、もちろんディープ・ステートにとって身近な企業における大惨事は、事件をめぐる議会における疑わしい取引なしにはありえない。水曜日に報告された書類の中で、ウィリアム・R・キーティング下院議員が2月28日に1,001ドルから15,000ドル相当のボーイング株を売却したことが明らかになった。

ボスティックFRB総裁がFRB議事録の発表前にS&P先物を大量に売却したわけではないが、この売却は司法省がボーイングを調査していると発表される前日に行われた。思い起こせば2月29日、ブルームバーグは司法省が同月初めに起きたボーイングのドアプラグ破裂事故を「調査中」だと書いた。彼による売却以来、ボーイングの株価は約11%下落した。 

「自殺」したバーネットと、同じく「偶然」消されたらしいビデオ映像の間に、ボーイング社で「自殺しない」エプスタインのエスカレーターに次に乗るのは誰なのか?

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