SWIFTから排除
SWIFTはデジタル決済なので早い、というだけのはなしで、じつは昔ながらの電信とかファックスとか、そういう決済方法ものこされているようだ。しかもエネルギー分野をSWIFT排除に含めるかどうか、「週末ゆっくり考える」のだと。
在キエフのアメリカ大使館が書類とかPCぜんぶ破壊して撤退したあたりから、米露間ですでに談合済みの香ばしさ。とすれば本件もすでに折り込み済み。でなければ最終カードをこんなにあっさり切るはずがない、と思うのだが。
そしたらあとは、EUがまだ遠い春を待ちながら暖房なしで我慢大会。世界がエネルギーを中国経由で買う(ロシアは世界の原油供給の10%シェア)ために殺到。中国はコミッションでぼろ儲け、てか。
+++++
ところで戦況。いままでのスピード感にくらべて、キエフの近所で進撃スピードが落ちている感が否めない。長引くと補給が問題になるので、当初の発表どおりドンバスの脅威になるような武力排除をすれば、さっさと撤退するのがいいと思うのだが。
当初のもうひとつの目標はウクライナの脱ナチ化。具体的にどうするのか想像できない。スピードの変化もこれと関連しているのかもしれない。
ウクライナ国軍というのはもともとネオナチの武装勢力が軍隊に昇格したもの。それに加えて、世界中の西欧系白人国家からあつまったネオナチ義勇軍、つまり白人版イスラム国みたいな混成部隊が活動中。とすれば、ネオナチ武装勢力が市民の間に溶け込んでいるとは考え難い。ぎゃくに攻撃するロシア軍とすればわかりやすい。国軍はグループ行動するからターゲットとして特定できる。ロシア語もウクライナ語もできないタトゥー白人は無力化すればいい。
問題は、一般市民をあんまりたくさん犠牲にできないことなのだろう。あるいはネオナチをキエフ防衛戦に集結させて一挙に殲滅というプランなのか。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム