人口抑制論、優生学論者について
ちょっとまえにジェームズ・コルベットがコルベット・リポートにおいてシリーズでとりあげていたビルゲーツと優生学とダボス会議と人口抑制論について。考えるところをメモしておく。
優生学というのは学校でならったように、メンデルのエンドウ豆の実験からはじまる優性遺伝とか劣性遺伝とか、いわゆる科学的な理屈・・・というだけではなくて、ヒトラーのナチによるユダヤ人とロマとホモセクシュアルの大量虐殺に理論的支柱を与えた、という黒歴史をもつ。だから理屈としての優生学と、それをもとに「劣性」の人々を淘汰しようという「優生学主義者」をひとまず区別しておこう。
欧州とかアメリカではそれが白人優越主義とかキリスト教原理主義と重なるところがあってマップがややこしくなる。有色人種の人口を減らせとか、モスレムの出生率を減らせ、というのも優生学主義者だったりする。
じゃあローマクラブとかダボス会議みたいに人口抑制をテーマにしている人たちも優生学主義者かといえば、そのへんはよくわからない。ローマクラブのアウレリオ・ペッチェイは筋金いりの貴族らしく、大衆人民を「小作農」と呼んでいたらしい。ペッチェイと嬉しそうに対談した池田大作は出自が在日朝鮮人だったといわれるが、成り上がって金持ちになり、さらに与党政党まで抱えるようになったので庶民大衆を忘れ、大衆人民を小作農呼ばわりするペッチェイと親和性が高かったのだろう。70年代から80年代にかけて学生部だった創価学会員は、いまの公明党とか創価大学を支えている秀才たちがそうであるように、ローマクラブとかNGOとか世界政府という言葉に無条件に弱いはずだ。
ダボス会議を創業(アムウェイとおなじくビジネスとしてやっているので創業である)したクラウス・シュワブは母上がロトシルド(ロスチャイルド)家の末裔で、ユダヤ系である。ユダヤ系なので10歳のときに生まれ故郷ドイツから逃れてアメリカに移民した。ユダヤ人はナチに抹殺されそうになったので、優生学主義ではなさそうなのだが、人口抑制論者である。
しかしユダヤ人といっても、イスラエルなんかは「民族でステータスを決める」アパルトヘイト国家であって、ぶっちゃけパレスチナ人を抹殺しようとしているので、ナチとか優生学主義者といってもいい。出自をすぐに忘れてしまう池田大作とよく似ている。
ユダヤ人といえば、マハティールさんにクソ味噌にいわれたジョージ・ソロスもユダヤ人である。ソロスのオープン・ソサイアティーは母国ハンガリーをはじめあらゆるところで評判が悪い。汚い手段で儲けた金を、お騒がせ左翼運動に投じているのが各方面に嫌われているのだが、それが反ユダヤ主義者にハイジャックされているのをご自分でも認めている。もうトシなのだから隠居すればいいと思うのだが。池田大作なんて隠居したいのに、いつまでたっても死なせてもらえなくなってしまった。
ちなみに我輩はユダヤ人に好意をもっている。マイケル・ブレッカー、ランディー・ブレッカー、音楽や芸術で世界をいろどってくれたのはほとんどがユダヤ系だ。ニューヨーク時代の友人もユダヤ系が多いが、彼らの多くはイスラエルを支持していない。彼らは子供や貧しい人たちを殺す体制は、ユダヤであれ非ユダヤであれ支持しないのだ。
蓋し、そもそも欧州がユダヤ人を虐めていたことが、あまりに隠されすぎている。欧州がじぶんたちの行為を包み隠さず摘発し、暴き、反省するときがきて欲しいと思う。ユダヤ人問題だけでなく、イギリスのインド支配、オランダのインドネシア支配、あらゆる西欧国によるアフリカ支配など、欧州がじぶんたちの行為を包み隠さず摘発し、暴き、反省するときがきて欲しいと思う。
ビルゲーツのおやじさんが優生学主義者だったことはジェームズ・コルベットが明らかにしている。ちなみにママは有名なコーポレート弁護士で、「うちの息子、オタクなんだけど、ちょっとなんとかしてあげてくんない?」とたのんだ相手がIBM。つまりママコネでビッグビジネスに参入できたという、べつに天才でもなんでもない。いまになって医者でも看護師でもないのに、パンデミック預言者になっているのは夜郎自大というやつか。
我が国のことも言っておかねばなるまい。昭和天皇は、戦後になって植物学者になったが、じつは化学者であって、231部隊は天皇直轄だったことをRTが暴いている。戦争に負け、231部隊の成果と延命嘆願をバーター取引したと思われてもしかたがない。白人優越論者とか反ユダヤ論者とか優生学主義者ではないかもしれないが、同じような殺戮をしたのは事実だ。
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