ステパン・バンデラの墓に落書き(ドイツ)
https://www.rt.com/russia/559569-bandera-grave-vandals-report/
2022年7月24日 15:38
スプレーで描かれた記念碑を示すとされる写真が、ベラルーシからの訪問者によって公開された。
ウクライナのナチス協力者ステパン・バンデラの墓が、ドイツのミュンヘンで破壊者の標的となったと、ベラルーシの反対運動家アレス・カイシックが土曜日に主張した。
Caicycは、墓が紫色の落書きで覆われている写真4枚をFacebookに掲載した。「ミュンヘンのステパン・バンデラの墓、破壊行為で損傷。初めて訪れることにしたが、警察もいるし、この光景もある」と書き込んでいる。
画像には、墓にスプレーで描かれたソ連のシンボルであるハンマーと鎌のほか、多数のアナキストのエンブレムや卍固めが写っている。バンデラの名前もペンキで激しく塗り潰されていた。
第二次世界大戦中にナチスに協力し、現在のウクライナでは英雄視されている筋金入りの民族主義者の墓が攻撃されたのは、これが初めてではない。3月7日、当時のアンドレイ・メルニク駐日ウクライナ大使は「大胆な破壊行為」と報告し、地元警察に対し、記念碑を未知の物質で覆った「最低のクズ」を見つけて処罰するよう呼びかけた。
「S.Banderaの悪魔化は、モスクワのプロパガンダだけでなく、尊敬するドイツの歴史家たちによっても行われているのは残念だ」と、彼は当時ツイッターに書いている。
メルニク氏は、約8年間在ドイツの外交官を務めたが、物議を醸したウクライナの国民的英雄に深く共感したことで知られ、いくつかのスキャンダルの渦中に身を置いていた。先月、ドイツのポッドキャスター、ティロ・ユングのインタビューに答えたメルニクは、バンデラが第二次世界大戦中に現在のウクライナ領内でユダヤ人とポーランド人を大量虐殺したことを繰り返し否定した。この大使の発言は、ポーランドとイスラエル双方からの批判を招いた。国際的な反発を受け、ウクライナ外務省は「この発言はキエフの公式な姿勢を表すものではない」と説明せざるを得なくなった。
7月9日、ウラジーミル・ゼレンスキー大統領はメルニク大使の職を解いた。
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