2022年7月20日水曜日

中国、米国債を放出 - 米財務省資料

https://www.rt.com/business/559218-china-dumping-us-debt/

北京の米国証券保有高が半年で1000億ドル近く減少

中国の米国債保有高が5月に10年以上ぶりに1兆ドルを下回ったことが、米財務省が発表した情報で明らかになった。公式データは2ヶ月遅れで定期的に発表される。

米国債の外国人保有者第2位の中国は、昨年11月の1兆800億ドルから5月の9808億ドルまで、6カ月連続で保有額を減らしている。これは1000億ドル近く、つまり9%の減少である。中国が最後に米国債の保有額を1兆ドル以下にしたのは、2010年5月(8437億ドル)であった。

米国債の最大の外国人保有者である日本も、最近保有額を減らしている。11月から5月までの半年間で1160億ドル近く減少し、1兆2120億ドルになった。

米国の国債総額は先月時点で30兆4000億ドルを超えたところだ。米国政府は、6月に41年ぶりの高水準となった9.1%のインフレを抑えるのに苦労している。米連邦準備制度理事会(FRB)は6月に基準金利を0.75ポイント引き上げ、景気後退の可能性に対する警告を引き起こした。来週の会合で、さらなる引き上げが導入される可能性がある。

CNBCによると、金利上昇によって米国債の魅力が低下した可能性があるが、中国のシェアが低下したのは、北京が対外債務ポートフォリオの多様化に取り組んでいることが原因である可能性もあるという。 

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