2022年7月13日水曜日

ロシア、日本の脅しに反論

https://www.rt.com/news/558424-russia-japan-oil-price/

2022年7月5日 15:07

メドベージェフ前大統領は、東京が提案した石油価格の上限設定により、原油が1バレル400ドルを超える可能性があると警告した。

ロシアの石油価格に上限を設けるという東京の提案は、市場に出回る原油を大幅に減らすことになり、原油価格を劇的に押し上げる可能性があると、ロシアのドミトリー・メドベージェフ前大統領は2日、警鐘を鳴らした。

岸田文雄首相が日曜日に提案したこの案に対し、メドベージェフ氏は自身のテレグラムチャンネルで、日本がこの案を実行に移すことになれば「ロシアから石油もガスも入手できず、サハリン2LNGプロジェクトにも参加できないだろう」と書き込んだ。

「岸田首相は最近、ロシアの石油価格の上限を現在の半値に設定すると漏らした。さらに、設定された価格より高い価格でわが国の石油を購入できないような仕組みを作る」と書いた。

そして、「日本語からロシア語に翻訳」するとどうなるかというと、このような動きによって、市場に出回る石油の量が極端に制限され、その価格が「はるかに高くなる」ことになると書いた。

「実際、1バレル300-400ドルという天文学的な価格が予測されているが、それよりもさらに高くなるだろう。ガス価格の動向と比較されたい」とメドベージェフ大統領は述べた。

先週のG7サミットで、ドイツ、フランス、カナダ、米国、英国、日本、イタリアの首脳は、モスクワとキエフの軍事衝突が続いていることを理由に、石油を含むロシアの化石燃料に一時的に輸入価格制限を導入することに合意した。

しかし、クレムリンが指摘するように、日本が提案したような措置を実施するには、まず他の国々の承認が必要である。クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は月曜日、「岸田氏の案は単に発言のみで、何の決定もされていない」と述べた。

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