2022年9月12日月曜日

Zaporozhye原発で最後の発電ユニットがスイッチオフ

https://www.rt.com/russia/562575-zaporozhye-nuclear-ukraine-shutdown/

2022年09月11日 06:48

ロシアが管理する施設の6番目の原子炉の冷温停止が日曜日の早朝に実施された。

ロシアが管理するザポロジェ原子力発電所で日曜日未明、最後に稼働していた電源装置のスイッチが切られたと、地元当局と同発電所のウクライナの事業者が発表した。

6番目の原子炉は「午前3時45分に停止した。ザポロジエ州政府のウラジミール・ロゴフ氏はRIA-Novostiに対し、今は発電していないと述べた。

ウクライナによる原発への砲撃が続き、送電線が損傷したため、停止を決定したという。原子炉とタービンは、攻撃のために常に変化するモードで動作することを余儀なくされ、事故の危険性が生じたと同職員は説明した。

ロゴフ氏によると、同機はすでに数日前から最小限の能力で稼働していたという。

ウクライナの国営企業エネルゴアトムも、最後の1基のいわゆる冷温停止を確認し、ザポロジエの施設が完全に停止したことを明らかにした。

ヨーロッパ最大の原子力発電所は3月からロシア軍に支配されているが、現在もウクライナ人スタッフによって運営されている。

ザポロジェ原子力発電所の停止にもかかわらず、近隣の町エネルゴダールへのエネルギー供給は通常通り行われていると、地元当局が保証した。

原子力発電所とエネルゴダルはここ数週間、ミサイルや砲撃による攻撃を繰り返し受けており、ロシアはこれをキエフ軍のせいだと非難している。また、ウクライナの破壊工作員による発電所奪還の試みが数回失敗したことも報告されている。

モスクワは、このような攻撃が続くと、1986年のチェルノブイリ事故をしのぐ原子力災害を引き起こし、ヨーロッパの多くの国々に影響を及ぼすと警告している。

ウクライナは、ロシアが発電所を軍事基地化し、キエフに責任を負わせるために施設そのものを砲撃していると主張している。

9月上旬に査察団が訪れた国際原子力機関(IAEA)は、原発へのすべての攻撃を直ちに停止せよと要求しているが、責任者の特定は差し控えている。

 

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